Vol.1
耳よりな情報 〜チャレンジプロジェクト
チャレンジプロジェクトとは、学生が学校で学んだことを生かした活動に自主的・主体的に取り組む
ことを通じて、何事にも挑戦する気概を育てるとともに、社会性や協調性を養うことを奨励するため
にこれらの活動を公募し、活動費の全部又は一部を助成するものです。
<支援活動の例>
1)学習成果を生かしたボランティア活動
2)学習成果を生かした大会・競技会への参加
3)課外活動の成果を生かした社会活動
プロジェクト紹介…トリコン!(鳥人間コンテスト出場)
「第29回鳥人間コンテスト選手権大会(読売テレビ主催)」に出場しました。
このプロジェクトは、“ものづくりの楽しさを知る”ことを第1の目的としています。
また、その過程の中で、自分の役割を確実にこなすという責任感や、チームプレーの中での協調性
を培い、エンジニアとしての人間的な素養を高めたいと考えています。
機体の特徴としては、先尾翼を採用しており、決められた規格の中でより多くの翼面積を実現して
います。さらに、紙の材質で出来たボイド管を使うことで、紙の産地『愛媛県東予』を強くアピールしま
した。
競技結果は、11.99mでした。記録こそ伸びませんでしたが、怪我もなく着水することができ、次
回につながる素晴らしい結果となりました。(飛行の動画!(704kb:wmv))

トリコン!に興味を持った人は、機械工学科:松田研究室へ。
プロジェクト紹介…奇術愛好会!
幼児・児童をはじめとする低年齢者に、日頃の練習の成果である手品・奇術を見せることにより、
幼児に“なぜだろう”“すごいな”と言った素朴な驚きを教えられたらと考え、新居浜市内の保育園に
おいてボランティアで公演を行っています。ケーブルテレビや新居浜市の広報番組などでも取り上
げられました。
手品・奇術に興味を持った人は、電気情報工学科:香川研究室へ。
気になるニュース、気になる研究
愛媛県松山市で3月24日、桜の開花宣言が出されました。昨年よりも8日早く、平年よりも4日早い
春の訪れとなりました。(愛媛新聞3/25日)
本校では、桜の開花予想も研究対象です。機械工学科松田雄二助教授の研究室では、一昨年度
より本校の桜開花予想を、機械棟屋上の気象観測機器のデータを用いて行っています。
それによると、
(第1報 2006.02.27)
3月27日±4日, 満開は,その約10日後です。
(第2報 2006.03.11)
3月27日±2日, 1週間後に満開,約10日後に散り始め |
実際に高専の桜が開花した日は、3月27日であり、松田助教授の研究による予想は、
見事的中しました!
松田助教授は、流体工学や気象と社会現象に関する研究などをしています。
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まだ4・5輪ですが、 |
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満開になるとこうなります。
高専には、キャンパス全体に
約100本の桜の木があります。 |
(研究の解説)
1988-2005年までの開花日と各気象要素との相関係数を求め,比較的相関の高い2つの要素
[1月の最低気温と2月の平均気温]を用いて回帰分析を行いました。
○相関係数とは…
2つの変数の関係の強さを表しています。
例えば,
3月上旬の気温と桜の開花日の場合,3月上旬の気温が高ければ,
開花日が早くなる傾向にあります。
よって,3月上旬の気温と開花日は関係が強く,相関係数が大きいといえます。
○回帰分析とは…
相関係数の大きい2つ(以上)の変数間の関係を,一次方程式(Y=aX+b)の形で
表現する分析方法です。
例えば,
3月上旬の気温をX,桜の開花日をYとして,Y=aX+bの式を求めると,
3月上旬の気温から,開花日を予測することができます。
新居浜には桜の開花日の記録がありませんので,松山のデータ(松山地方気象台)を基に松山
モデルを作成し,これに新居浜での気象観測データを代入し解析しました。
@標本木
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松山 :道後公園内(松山地方気象台)
高松 :栗林公園内(高松地方気象台)
新居浜高専:図書館棟南西の桜
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@これまでの解析結果
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2004年:予想日 3月26日±2日,開花日 3月26日!
2005年:予想日 4月 1日±3日,開花日 3月31日!
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