**************************************************************************** □■国立高専機構 新居浜高専メールマガジン■□ Vol.222 (2024.9.2) ▽INDEX▽ ◎[お知らせ] 夏季学寮リーダー研修を実施します。 学校見学会を開催します。 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2024四国 地区大会が開催されます。 ◎[トピック] 本校学生が『高校生クイズ2024』全国予選を1位で通過しまし た。 1年生応急手当講習及び学寮防災避難訓練を実施しました。 韓国・永進専門大学校(機械系列2年)の学生5名が本校で1週間 実習と文化体験を行いました。 「トビタテ!留学JAPAN」に採用された本校学生が、出発前の 報告をしました。 4th Edition of International Chemistry Scientist Awards 2024, Best Researcher Award を受賞しました。 令和6年度夏季体験学習を開催しました。 学寮見学会を開催しました。 AT特別課程『アシスティブテクノロジー・コーオプ演習』を実施 しました。 本校学生が「LEADING EDGE 四国」で2024年採択者 に選出されました。 ◎[編集後記] 8月雑感 **************************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[お知らせ] -------------------------------------------------------------------------- ▼夏季学寮リーダー研修を実施します。 日 程 9月17日(火)・18日(水) ▼学校見学会を開催します。 日 程 9月21日(土) 目 的 中学3年生とその保護者、引率者の方々に、各学科の教育、実験・ 実習施設の現況等を広くご見学していただくことにより、本校の教 育活動の概要をご理解いただくことを目的として開催するものです。 対 象 中学3年生とその保護者 詳細については、下記リンク先をご覧ください。 https://www.niihama-nct.ac.jp/entrance/junior-high-school-2/kengaku2024/ ▼アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2024四国地区大会が 開催されます。 日 程 9月29日(日) 場 所 香川高等専門学校 高松キャンパス 第1体育館 (香川県高松市勅使町355) 担 当 校 香川高等専門学校 高松キャンパス 詳 細 (高専ロボコン2024のWebサイト) https://official-robocon.com/kosen/ -------------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[トピック] -------------------------------------------------------------------------- ◆【学生活動】【7/13】本校学生が『高校生クイズ2024』全国予選を1位で通 過しました。 令和6年7月13日(土)に開催された日本テレビ系『第44回全国高等学校ク イズ選手権(高校生クイズ2024)』の全国予選において、本校学生のチームが全 国1位の好成績を収め、全国大会進出を決めました。 全国大会に進むのは、本校クイズ研究会で活動する電気情報工学科1年 石川 隆 太郎さん、電子制御工学科1年 明比 智希さん、生物応用化学科1年 古川 瑞葵 さんのチームです。 本校の「高校生クイズ」全国大会への出場は通算5回目、2019年に創設された 現クイズ研究会としては第39回大会(2019年)、第41回大会(2021年) に続いて3回目となります。 週1回の活動ではありますが、早押しボタンやクイズアプリを活用して「高校生ク イズ」に備えてきたクイズ研究会から、学年、性別も様々な組み合わせで計5チーム が予選に参加しました。第42回大会(2022年)以降、県代表制ではなくなった ため全国大会から遠ざかり、今年も難しいかもしれないという思いもありましたが、 予選を全国1位通過、しかも1年生チームという結果は、青天の霹靂というほかあり ませんでした。しばらくは半信半疑だった当人たちも、今ではこの千載一遇のチャン スを全力で楽しむしかないと気持ちを切り替え、準備しています。 3人は、令和6年7月31日(水)にクイズ研究会顧問の一般教養科 濱井 潤也 准教授とともに校長室を訪れ、鈴木 康司 校長に予選結果を報告するとともに、全 国大会に向けて激励を受けました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/06/entry-topics-39151/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【その他】【7/19】1年生応急手当講習及び学寮防災避難訓練を実施しました。 令和6年7月19日(金)、新居浜市北消防署の救急隊員及び消防隊員の方を講 師にお迎えし、1年生対象の応急手当講習会及び寮生(1年生)を対象とした学寮 防災避難訓練を実施しました。 応急手当講習では、講師の方による講話や講習ビデオを視聴することで、救命処 置の手順や熱中症に対する応急手当の方法等を学びました。また、講師の方から、 新居浜市における救急救命の状況についても説明いただき、併せて学習することが できました。学生たちは、傷病者の症状悪化を防ぐための応急手当の重要性を理解 した様子でした。 続いて実施した学寮防災避難訓練では、寮生が訓練に参加しました。地震が発生 した場面を想定し、視聴覚教室から屋外への避難訓練を行った後、講師の方による 避難梯子の実演指導並びに参加学生全員による消火訓練を行いました。寮生たちは、 災害が発生した状況を想定し、自分たちの生命を守るための方法や被害を最小限に 抑えるための術を会得するため、真剣に訓練に取り組んでいました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/09/entry-topics-39190/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【国際交流】【7/20-27】韓国・永進専門大学校(機械系列2年)の学生5名が 本校で1週間実習と文化体験を行いました。 令和6年7月20日(土)から27日(土)までの一週間、韓国・永進専門大学 校の学生5名が本校で実習と文化体験を行いました。本校は永進専門大学校と今年 3月に学術交流協定を締結し、今回の新居浜訪問が実現しました。 21日(日)は松山へ日帰りバス旅行を行い、台湾の短期留学生や本校の日本人 学生と一緒に道後温泉や坊ちゃん列車ミュージアムを参観し、学生同士の交流を楽 しみつつ愛媛の文化を学習しました。22日(月)からは主に本校機械工学科の授 業を聴講したり、研究室を訪問して教員や学生の研究成果を学習したりしました。 また、銅版加工を専攻科生の指導のもと体験しました。年齢の近い学生同士は、言 葉の壁など物ともせず、すぐに打ち解け、交流を楽しんでいました。 また、学生たちは石川新居浜市長を表敬訪問し、その際に韓国語版のガイドブッ クをいただき、新居浜市について知見を深め、それをふまえて愛媛県総合科学博物 館、あかがねミュージアム、別子銅山遺跡(東平・マイントピア別子)を訪問しま した。工都新居浜の歴史と新居浜太鼓祭りを体験的に学習し、たいへん有意義であ ったとのことです。折しも最終日(26日(金))の夜は、新居浜で花火大会が開 催され、日本人学生とともに打ち上げ花火や屋台の食べ歩きを楽しみ、1週間のプ ログラムを締めくくりました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/07/30/entry-topics-38951/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【国際交流】【8/1】「トビタテ!留学JAPAN」に採用された本校学生が、 出発前の報告をしました。 令和6年8月1日(木)、「トビタテ留学JAPAN」に採用された生物応用化 学科3年の高橋 花奈さんが、8月10日(土)から約1か月の短期留学へ出発する ため、鈴木校長へ出発前の報告をしました。 高橋さんは、昨年の夏に本校の協定校である台湾文藻外語大学の中国語研修に参 加したことをきっかけに、他の国へも行ってみたいという思いが強くなり、「官民 協働海外留学支援制度 トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム(高 校生等対象)」に応募し、その計画が高く評価され、見事に採用されました。 今回の留学先は、本校の協定校である、オーストラリア・リズモアにあるサザン クロス大学で、現地の家庭にホームステイをしながら、語学と環境問題を学びます。 高橋さんは、特に海洋プラスチックごみに関する環境問題に中学生のころから強い 関心を持ち、将来もこれに関連する職業に就きたいと考えていて、今回の留学を 「未来の自分」へのステップにしたいとのことです。 今回の留学を実現するうえで、矢野 潤 名誉教授にもご協力いただき、感謝いた します。トビタテの奨学金を獲得して留学した本校学生(高校生)は7名となりま した。近年、本校学生が採用される確率は高くなっています(高校生等対象につい ては、ここ2年間の採択率は100%です。)。チャンスは広がっており、今年度 も11月ごろに案内する予定のため、より多くの学生にチャレンジしてほしいと思 っています。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/02/entry-topics-39035/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【教育・研究】 【8/3】 4th Edition of International Chemistry Scientist Awards 2024, Best Researcher Award を受賞しました。 生物応用化学科 堤 主計 教授が、International Chemistry Scientist Awards におけるPolymer Chemistry部門にてBest Researcher Awardを受賞しました。 この度、Elsevier 社発行のPolymer Degradation and Stabilityで掲載された研 究論文「Enzymatic degradation of stereocomplexes comprising optically acti ve lactide block copolymers with a degradation accelerator, Polym Degrad Stab, 228 (2024) 110918」が、CHS賞組織委員会より、革新的研究への貢献と 名誉ある業績として高分子化学部門において国際最優秀研究者賞に選出されまし た。 International Chemistry Scientist Awardsは、科学技術全般に関する国際的な 進展において、顕著な貢献が認められた研究者へ贈られる賞です。 堤教授は、自然環境に優しい環境調和型高分子材料の社会における利活用を目指 し、『持続可能な開発目標(SDGs)』に取り組んでいます。SDGsの目標1 7項目の中でも、特にSDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」において は、温暖化が引き起こす様々な自然災害や社会生活への影響などの問題解決の一つ として循環型社会の構築があり、その構成の一部である循環型材料の創製・開発に 貢献できる研究活動を実践しています。循環型材料の開発だけではなく、新たな機 能を付与させた材料の創製に関する研究成果を国内外へ発信しています。このよう な一連の研究成果から発案された上記研究論文が、CHS賞組織委員会から高く評 価されました。 https://chemistryscientists.org/award-winners/?pagenum=2 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/20/entry-topics-39284/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【教育・研究】【8/3、4】令和6年度夏季体験学習を開催しました。 8月3日(土)、4日(日)の2日間、中学生を対象に夏季体験学習を開催しま した。 この体験学習は、中学生にとって分かりやすく、興味を持てるようなテーマを設 け、本校の施設や実験装置を使いながら『ものづくり』につながる高専の技術者教 育の意義や工学の魅力を実感していただくとともに、進路決定の一助としてもらお うと企画しているものです。 今年度は、5学科12テーマに2日間で延べ669名の中学生が参加し、本校教 職員及び補助学生のアドバイスを受けながら、ものづくりに取り組みました。 また、保護者及び引率の先生方を対象に、本校の紹介や進路説明等を行う説明会 を同日に開催し、405名の参加がありました。 さらに、学寮見学を実施し、寮生が居室や食堂、共有エリア等を案内し、自身の 経験も交えながら寮生活の様子を参加者に紹介しました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/19/entry-topics-39198/ -------------------------------------------------------------------------- ◆学寮見学会を開催しました。 令和6年8月3日(土)と4日(日)の両日、夏季体験学習の一環として、学寮見 学会を実施しました。 指導寮生、寮生会役員が居室・食堂・浴室・寮事務室など説明しながら案内を行い ました。 (詳細URL) https://www.off.niihama-nct.ac.jp/gakuryo-a/event/eventR6/8kengaku/240803.htm -------------------------------------------------------------------------- ◆【8/5】AT特別課程『アシスティブテクノロジー・コーオプ演習』を実施しま した。 令和6年8月5日(月)にアシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT 課程)の「アシスティブテクノロジー・コーオプ演習」を医療法人財団慈強会 松 山リハビリテーション病院の協力を得て実施しました。今回、同病院を訪問し、A T課程の前期科目「臨床支援機器開発演習」で作製してきた全テーマについて、学 生達が現場スタッフの方々に成果報告をし、臨床現場で実際使用するにあたって必 要な改良点などについてディスカッションを行いました。また、回復期病院内の施 設見学、実際のリハビリ現場も見学し、持参した製品が実施にどのような環境で、 どのような方々が使われるかなど学びました。 この報告会では、タイプの異なる「音声操作用ナースコール装着装置」や「ウェ ラブル角度計測器」、市販の筋電計からのデータを容易に可視化して訓練中の患者 にその場で開示しながら歩行チェックなどができる「アプリケーションの開発」な どについて議論しました。その結果、学生達は医療的に必要なデータの解釈や、病 室での具体的な設置方法など現場での詳細な状況を感じることができ、今後の改善 に役立てられるよう活発な意見交換を行いました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/07/entry-topics-39157/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【学生活動】【8/9】本校学生が「LEADING EDGE 四国」で2024年採 択者に選出されました。 令和6年8月9日(金)、チーム:新居浜高専袖研究室 代表:電気情報工学科 5年 石川 湘さんが「未踏的な地方の若手人材発掘育成事業~LEADING EDGE四国」の最終審査会で2024年採択者(クリエータ)に選出されました。 「LEADING EDGE四国」は、経済産業省実施の「令和5年度 未踏的 な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金『AKATSUKIプロジェクト』」採択事業 で、地域を代表する企業が未来に向けて本気で考えている課題(クエスト)に対し て提案者からのアイデアで解決に向けて取り組むプロジェクトです。 本提案は、四国電力株式会社の「しあわせのチカラになりたい」というクエスト に対して、新居浜太鼓祭りアプリ「どんどこ」をプラットフォームとし、新居浜地 域スマートシティ推進事業計画で提案されている「スマートシティにいはま」の実 現に貢献しようとするものです。 今後は、四国電力株式会社及びメンターである株式会社オープンロジ執行役員C TO尾藤 正人氏と共に活動を行っていく予定です。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2024/08/26/entry-topics-39326/ -------------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[編集後記]8月雑感 -------------------------------------------------------------------------- 8月は毎年恒例のイベントが目白押しでした。中学生の皆さんに本校の施設や実 験装置を使って、実験等を実際に体験してもらう「夏季体験学習」。小・中学生の 皆さんに、ものづくりの楽しさを体験してもらう「ものづくりフェスタin松山」 を開催しました。多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。 9月には、本校の各学科の実験・実習や学寮等の学校施設をご見学いただける、 「学校見学会(オープンキャンパス)」を開催予定です!!皆様のご来校を心より お待ちしております。 ★☆担当者の独り言★☆ 本校在校生の皆様は夏休みを満喫している頃でしょうか。我が家の娘(高校生) は、新学期が始まり、あつい~あつーい!と言いながら学校に通っています。 私のお弁当作りも再開され、ノリで「キャラ弁作ろかー」と言うと、「ホントに、 作って。」と予想外の答えが返ってきました。 それじゃあ、ここはひとつメロンパンナちゃんをと、ご飯とのりで顔を作り、1つ では足りないだろうと、色白アンパンマンも作りました。 娘の喜ぶ顔を楽しみにしていた私に、「何かわからなかったよ。」と、朝の労力 に見合わない感想が… 見た目を重視した隙間のあるお弁当は、自転車のかごの中で揺れに揺れて崩壊した ようです(◎_◎;) ☆★それではまた次号☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★最後までお読みいただきましてありがとうございました! このメールマガジンへのご意見・ご感想等、ぜひお気軽にお寄せください。 <メールアドレス>mail_magazine.off@niihama-nct.ac.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ [国立高専機構 新居浜高専メールマガジン] ●配信中止・配信先変更は、大変お手数ですが以下までお知らせください。 <メールアドレス>mail_magazine.off@niihama-nct.ac.jp ●バックナンバーの閲覧はホームページをご覧ください。 https://www.niihama-nct.ac.jp/mail_magazine/backnumber/ -------------------------------------------------------------------------- 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