**************************************************************************** □■国立高専機構 新居浜高専メールマガジン■□ Vol.188 (2021.11.1) ▽INDEX▽ ◎[お知らせ] ★学校見学会(オープンキャンパス)をオンラインで実施中!★ 令和4年度学生募集要項を窓口配布及びホームページ掲載してい ます。 第56回国領祭は中止となります。 全国高等専門学校デザインコンペティション2021in呉が開催 されます。 四国地区高専総合文化祭が無観客で開催されます。 ◎[トピック] 第16回若年者ものづくり競技大会銀賞の表彰状を授与しました。 AT課程の4年生が認知症サポーターになりました。 ”使う人の目線で考えるものづくり教育”特別支援学校の教材づく りとオンライン交流会を行いました。 機械工学科1年生が知的財産セミナーに参加しました。 第37回(2021年度)マツダ研究助成に本校教員が採択されま した。 第32回プログラミングコンテストに出場しました。 機械工学科の学生が足踏み式アルコール噴霧器15台を作製しまし た! 高専ロボコン2021四国地区大会に出場しました。 ◎[編集後記] 10月雑感 **************************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[お知らせ] -------------------------------------------------------------------------- ★★学校見学会(オープンキャンパス)をオンラインで実施中!★★ 目 的 例年9月に開催しておりました学校見学会につきましては、新型コロ ナウイルス感染症拡大防止のため中止とし、今年度はオンラインによ り情報を提供しております。 ≪特設Webページ≫ https://www.niihama-nct.ac.jp/opencampus/ 中学生の皆様に、各学科の教育、実験・実習施設の現況や学生福利施設等の諸 施設を広く知っていただけるよう、多彩なコンテンツを掲載しています。 下記日時にはライブ配信にて、更に深く、本校をご紹介します。是非お申し込 みください。 ≪オンライン学科紹介(ライブ配信)≫ 日 程:11月6日(土) 学科紹介にスポットを当て、ライブ配信により各学科の魅力について 紹介いたします。 9:30~10:00 入試情報関連(推薦選抜・学力選抜の ポイント解説) 10:10~10:40 電気情報工学科 10:50~11:20 電子制御工学科 11:30~12:00 生物応用化学科 13:00~13:30 環境材料工学科 13:40~14:10 機械工学科 対 象 中学生とその関係者 ★参加申込を受付中です。特設Webページからお申し込みください。 ▼令和4年度学生募集要項を窓口配布(平日午前9時~午後5時)及びホームページ 掲載しています。 https://www.niihama-nct.ac.jp/entrance/junior-high-school-2/boshuu/ ※募集要項を郵送により請求される場合は、250円分の切手を貼った角形 2号の封筒(住所及び氏名を記したもの)を同封の上、下記まで請求して ください。 〒792-8580 新居浜市八雲町7番1号 新居浜工業高等専門学校 学生課教務係 電話番号:0897-37-7725 ▼第56回国領祭は中止となります。 11月6日(土)7日(日)に開催を予定しておりました国領祭については 中止となります。 ▼全国高等専門学校デザインコンペティション2021in呉が開催されます。 日 程 12月4日(土) 場 所 呉工業高等専門学校(オンラインの可能性あり) 担当校 呉工業高等専門学校 詳 細 https://デザコン.com/ ※新型コロナウイルス感染症の感染状況等により変更になる場合があります。 ▼四国地区高専総合文化祭が無観客で開催されます。 日 程 12月18日(土)・19日(日) 場 所 ユープラザうたづ 担当校 香川高等専門学校高松キャンパス ※新型コロナウイルス感染症の感染状況等により変更になる場合があります。 -------------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[トピック] -------------------------------------------------------------------------- ◆【9/28】第16回若年者ものづくり競技大会銀賞の表彰状を授与しました。 令和3年8月5日(木)、アイテムえひめ等で開催された第16回若年者ものづ くり競技大会において、愛媛県代表として【ロボットソフト組込み】職種に出場し た電子制御工学科5年 西 一太さんと 眞鍋 拓巳さんが、銀賞(第2位)を受賞 しました。 若年者ものづくり競技大会は厚生労働省及び中央職業能力開発協会が主催し、全 国の職業能力開発施設、工業高等学校等で技能習得中の20歳以下の若者がものづ くりの技能を競う大会です。今年は愛媛県が開催地となり、全国から集まった33 0人の出場者が15職種の競技課題に挑みました。 【ロボットソフト組込み】職種へは愛媛県勢として初めての出場となりました。 競技は、畳3畳分ほどの大きさのフィールド内で、赤・黄・青の3色に色分けされ たブロックを、指示に従って指定された場所まで持ち運ぶというもので、3種類の 課題が出され、それぞれについてロボットのパフォーマンスが審査されます。本校 のロボットは、この3つの課題を全てクリアし、ロボットの動作時には、周りの多 くの選手たちから注目を集めていました。 9月28日(火)、本校校長室において表彰状及び副賞のメダルの授与を行い、 八木 雅夫 校長が祝福とともに今後の更なる活躍に期待する言葉を贈りました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/09/30/entry-topics-24115/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【9/28】AT課程の4年生が認知症サポーターになりました。 令和3年9月28日(火)、アシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(A T課程)の一環として、新居浜市地域包括支援センターから講師を迎えて認知症サ ポーター養成講座を開催し、受講した4年生7名全員が認知症サポーターになりま した。 5学科から集まった4年生7名は、AT課程の科目「アシスティブテクノロジー 基礎」を半年間受講し、様々な心身機能の欠損と「環境がつくる障害」について学 んできました。また、人間はミスをするものであり、ヒューマンエラーをゼロには できないことを前提に、ミスを起こしにくくするため、あるいは、ミスが生じても 大きな被害が出ないようにするためのものづくりについて考えてきました。この養 成講座では、認知症の症状(中核症状と行動・心理症状)についてお話しいただき、 そのうえで、認知症の方への接し方について学びました。 学生からは、「認知症の方への対応の心得3原則、具体的な7つのポイントを学 ぶことで、実際に、街で徘徊が疑われる方を見かけたときの対応の仕方がわかった ので、見守り、関連機関への連絡、声かけなどを行って、大きな事故につながらな いようにしたい」「今日学んだことを踏まえて、より安心して使える支援機器開発 につなげていきたいと強く思った」といった感想が寄せられました。認知症サポー ターとしての知識を、AT課程で後期から取り組む「ものづくり」に活かしてくれ ることを期待しています。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/04/entry-topics-24171/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【9/28】”使う人の目線で考えるものづくり教育”特別支援学校の教材づくりと オンライン交流会を行いました。 令和3年9月28日(火)、機械工学科2年生が、「ロボティクス基礎演習」の 授業で製作した特別支援学校向けの「教材」を使って、愛媛県立新居浜特別支援学 校川西分校の小学部児童たちと交流会を行いました。 「教材」は、学生が班に分かれて『ワンクリック(一つの動作)で音が鳴る認知 訓練器の開発』というテーマのもと、児童が楽しんで使えるものを目指してアイデ アを出し合い製作したものです。 この取組は毎年行っていますが、今年度の交流会は初のオンライン開催となり、 学生たちから作成した教材のプレゼン(紹介)を行った後、支援学校の児童たちが 実際に試用している様子をLIVE配信してもらう形で進められました。画面越し にコミュニケーションを取りながら、支援学校の先生方から改善につながる様々な アドバイスをいただきました。 今回の交流会で学生たちは、課題を発見し、解決案を具現化するうえで、ユーザ ー目線の思考が大切であることを実感した様子でした。また、画面を通して伝える 難しさを感じながらも、各自工夫しながらコミュニケーションが取れたことはいい 経験になりました。これらの経験を、今後のものづくりに活かしてくれることを期 待しています。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/08/entry-topics-24218/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【10/1】機械工学科1年生が知的財産セミナーに参加しました。 令和3年10月1日(金)、弁理士の小笠原 宜紀 氏を講師にお迎えして、「ロ ボティクス入門」の授業の一環として「特許エンターテイメントセミナー概要編」 と題した知的財産セミナーを開催し、機械工学科の1年生42名が受講しました。 このセミナーは、高専機構と連携・協力に関する協定を締結した日本弁理士会の ご協力のもと、知的財産の普及啓発や知的財産の知識を有する人材育成等を目的と して平成25年度から実施しており、今回で9回目の開催となります。 今回は「どんな発明が特許になるのか」「特許・意匠・商標のちがい」などをテ ーマに、学生による特許申請の実例やクイズを通して理解を深めました。 セミナー後、学生からは以下のような感想が寄せられ、これから「ものづくり」 に取り組むために大切なものを掴めた様子でした。 ・発明をしても、特許にならないものがいろいろあることがわかった。 ・これからアイデアを出すときは、すでにあるものの単なる寄せ集めではなく、そ れを超えられる工夫をする! ・新しい発明は、従来技術の課題を達成することでできるとわかった。 ・これからプレゼンなどで、わかりやすくするために図や画像を引用するとき、無 条件に使用したら大きな問題になることがわかった。 ・特許は将来、製造に関する職を目指すものとして、とても重要なものだとわかっ た。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/05/entry-topics-24196/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【10/8】第37回(2021年度)マツダ研究助成に本校教員が採択されました。 この度、本校生物応用化学科 堤 主計 教授が第37回(2021年度)マツダ 研究助成に採択されました。 研究課題は「ステレオコンプレックス構造を活用したダイナミックUV防除材の創 製」で、農作物のUVによる被害回避を目指すものです。農作物の生育期には生育に 必要なUVの透過率が高く、農作物に悪影響を与える収穫直前にはUVの透過率が低 くなるように、大気温度と湿気でポリマー構造が自発的・連続的に変化する機能を有 する素材の実現を最終目的としています。また、加水分解性を有することから、分解 産物は安全であり、自然界へ循環させることができる素材でもあります。 生物応用化学科では、日頃から教職員及び学生の研究を始めとして各方面で『持続 可能な開発目標(SDGs)』への取組を積極的に行っています。今回の採択テーマ は、SDGsの目標17項目のうち、主に3(保健)、9(イノベーション)、13 (気候変動)、15(陸上資源)について取り組んでいくものです。堤教授は、これ までの生分解性ポリマーに関する研究の中で、そのポリマーの機能を活かした海洋マ イクロプラスチック対策の研究などにも展開しており、環境分野への多大なる貢献が 期待できます。 マツダ研究助成の対象は、現在ならびに将来にわたって解決が求められている科学 技術に関する基礎研究および応用研究で、本年度は31件が採択され、高等専門学校 からの採択は3件でした。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/08/entry-topics-24220/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【10/9,10】第32回プログラミングコンテストに出場しました。 令和3年10月9日(土)、10日(日)の2日間、秋田工業高等専門学校を主管 校としてオンラインで第32回全国高等専門学校プログラミングコンテストが開催さ れました。 本コンテストは、高専生が日ごろの学習成果を生かし、情報通信技術におけるアイ デアと実現力を競うもので、課題部門・自由部門・競技部門の3部門で構成され、本 校からは競技部門へ1チームが出場しました。 競技部門は「技術廻戦」のタイトルで、1 枚の原画像から同サイズに切り分けられ た断片画像をバラバラに並べて回転して作られた問題画像を、元の画像に戻すパズル を解く競技を行いました。 本校からシステム名「カニサビ兄弟」のチームが出場しました。 1回戦は第4試合に出場し、10チーム中3位で準決勝へ進出することができまし た。 準決勝は第2試合に出場し、7チーム中5位で、残念ながら決勝に進むことができ ませんでした。 また、課題部門では「楽しく学び合える!」をテーマとしたプログラミング作品、 自由部門では自由な発想に基づいたプログラム作品の募集が行われ、予選を通過した チームによるプレゼンテーション・デモンストレーションが実施されました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/14/entry-topics-24291/ -------------------------------------------------------------------------- ◆【10/12】機械工学科の学生が足踏み式アルコール噴霧器15台を作製しました! 機械工学科の学生たちが作製した「足踏み式アルコール噴霧器」が、構内で活躍し ています。 学生らは長い夏休み期間を利用して、9月からの学校生活における新型コロナウイ ルス感染症拡大予防に役立てようと、衛生的に使用できる足踏み式アルコール噴霧器 の設計と製作に取り組みました。同科4年の留学生 ハグワスレンさんと1年 松田 朋弥さんが中心となって、試作機を学寮に設置して試験運用し、改良を加えながら 15台の噴霧器を完成させました。現在、本校の玄関、保健室、学寮などに設置し、 毎日多数の学生や教職員、来校者等が使用しています。 学生たちからは「噴霧器の機構の設計、加工の方法や工具の使い方、組み立てる順 番の工夫などが分かって楽しかった」「役に立つものができてよかった」という感想 が寄せられ、身近な課題に取り組むことでものづくりの実践が経験できた様子でした。 なお、この取組は本校エンジニアリングデザイン教育センターの技術指導と協力の 下実施しました。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/12/entry-topics-24268/ -------------------------------------------------------------------------- 【10/24】高専ロボコン2021四国地区大会に出場しました。 令和3年10月24日(日)、香川高等専門学校詫間キャンパスを主管校として、 第34回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021四国地区大会 が開催されました。 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響のため、昨年度に引き続きオンライン での実施となり、本校からはロボット研究部に所属する学生で構成されたAチームが 出場しました。 本大会の競技課題は、『超絶機巧(すごロボ)』。 本大会は、技術の難易度と独創性や達成度、ロボット全体の完成度及びパフォーマ ンスにおける表現力で採点されます。 四国地区からは計11チームが出場し、優勝を目指して様々な工夫を凝らしたパ フォーマンスを披露しました。 本校Aチームも奮闘しましたが、開始直前にモータが故障するなどトラブルに見舞 われ、本来のパフォーマンスができず悔しい結果となってしまいましたが、今回の経 験を次年度の大会への活力としてくれることを期待しています。 ・新居浜高専Aチーム プロジェクト名はReborn『ロボット名:ニイハマサウルス』 株式会社安川電機特別賞受賞 この大会の模様は、11月21日(日)13:05~13:59 NHK総合テレビ においてブロック放送される予定です。 (詳細URL) https://www.niihama-nct.ac.jp/2021/10/27/entry-topics-24344/ -------------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[編集後記]10月雑感 -------------------------------------------------------------------------- 一気に秋が深まった感がある今日この頃、学生たちはそれぞれに勉強や研究に取 り組み、またプロコンやロボコンといったコンテストに挑戦するなどして精力的に 活動しています。 本校では10月26・27日に授業参観等を行い、多数の保護者の皆様に本校へ 足をお運びいただきました。授業の様子はいかがでしたか?学生たちの真剣に取り 組む姿、学校生活を楽しんでいる姿をご覧いただけたのではないかと思います。ご 来校ありがとうございました。 ★☆担当者の独り言★☆ 秋が終わるまでにもう一回秋刀魚を焼きたい担当者です、こんにちは。我が家の 子どもたちも夕飯が秋刀魚だと大喜びしますが、6歳は皮しか食べず、4歳はスダ チだけしゃぶって幸せそうにしています。 先日、長らく会っていなかった3歳の姪と顔を合わせました。久しぶりすぎて親 戚の名前を忘れた姪に「あのひと」「このひと」と呼ばれて涙目の大人たち。その 中でタカユキという名前の者だけが「タコヤキおじさん♪」と呼ばれて目尻を下げ ておりました。覚えやすい名前で羨ましい限りです。 ☆★それではまた次号☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★最後までお読みいただきましてありがとうございました! 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