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□■新居浜高専 メールマガジン■□ Vol.7 (2006.10.2)

▽INDEX▽  
◎[特別企画] 〜1)耳よりな情報
            2)学生の活躍☆
◎[トピック] 〜第5回君が作る宇宙ミッション
           学校見学会
          留学生ウィーク
          高専打ち水大作戦    
◎[お知らせ] 〜ロボット産業育成フォーラム
          ものづくりコンテスト
          プログラミングコンテスト
          授業参観
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◎[特別企画1] 耳よりな情報
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『公開授業 〜教育の質的向上』

「公開授業」とは、教員が授業を公開して参観しあい、意見交換し、経験を蓄積し
て活用し、授業を改善しようとする制度です。
9月15日、電子制御工学科4年生の電気磁気学(担当:出口助教授)が公開され
ました。この授業は、講義時間を3週に2回にして、3週に1回を事前演習問題の
解答に当てています。今回はその解答の週に当たります。演習課題は事前に学生に
提示し、学生が解いてきた内容を、解説者とつっこみ役の2人の学生が黒板を使っ
て漫才形式で対話をしながら説明するよう工夫した授業です。演習課題の内容は、
静電界、および静磁界に関した領域の復習的なものです。

≪出口助教授のコメント≫
この授業では、単に学生が一人黒板で発表することに比べ、多少なりともクラスの
雰囲気が和む効果が見られると思います。演習問題を解く、というのは学生にとっ
てみたら、やはり難しいことだと思いますが、そこに少しでも“笑い”の要素を入
れることで、少しでも勉強に楽しさを加えよう、というのがそもそもの意図です。
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/~shomu-a/mail_magazine/project/vol7.htm


◎[特別企画2] 学生の活躍☆
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生物応用化学科5年生鹿島裕史くん(19歳)が、サッカー2級審判員の資格を取
得しました。これは、四国の最年少審判員であり、唯一の10歳代の審判員です。
この2級審判員資格を持っていると、地域協会(四国協会)が主催する試合の主審
を行うことができ、天皇杯の愛媛県大会、四国大会の主審もできるそうです。1級
審判員はJ1の主審もできる資格で、取得のハードルはかなり高いのですが、今後
挑戦していくようです。そのため、その挑戦が可能な企業への就職を希望して、新
居浜市内の会社に就職内定しております。先方も、出来る限り協力していただける
とのことでした。

☆鹿島くんへのインタビュー記事はこちらから
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/~shomu-a/mail_magazine/project/vol7.htm
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◎[トピック]
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◇第5回君が作る宇宙ミッションへの参加
この度、宇宙航空研究開発機構募集の体験学習プログラム「第5回君が作る宇宙ミ
ッション」の参加者に、生物応用化学科3年森山文香さんが選ばれました。このプ
ログラムの参加者に選ばれたのは、全国の応募の中から16名だけです。
「君が作る宇宙ミッション(きみっしょん)」とは、宇宙科学に携わる第一線の研
究者が普段行っている「自ら考え、自ら決定し、自ら作業する」という仕事を、高
校生(および相当年齢の方)に合宿形式で本格的に体験してもらうことを目的とし
た体験学習プログラムです。
http://www.isas.jaxa.jp/kimission/index.html
※学生が応募できるコンクール等は、本校ホームページから見ることができます。
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/~gakuse-a/gyouji/contest.html
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◇学校見学会を実施しました。
9月9日(土)本校の誇る技術教育や設備等を広く紹介するため学校見学会を実施
し、昨年を80名上回る中学生と保護者等延べ269名が参加しました。見学コー
スは、全学コースと学科毎のコースに分けており、それぞれ午前と午後の2回に分
けて実施しましたが、今年度からは昨年度参加者の要望を取り入れ、新たに実験・
実習等を主とした模擬授業を学科毎のコースに盛り込みました。参加者は、水野校
長の挨拶、新居浜高専紹介ビデオ放映の後、各見学コースに分かれ、在校生の案内
により、施設や各学科の紹介、実験設備や技術教育の概要説明、模擬授業の見学を
行いました。終了後、「とても楽しく高専について分かった」「高専の様子を実際
に見ることができて良く理解できた」「学生達の説明が大変参考になった」等の声
が参加者から寄せられました。
http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/no62/index.html
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◇留学生ウィークを開催しました。
9月11日(月)〜15日(金)の間、留学生ウィークを開催しました。このイベ
ントは、同校に在学する外国人留学生(ベトナム4名・ラオス1名・バングラデシ
ュ1名・マレーシア8名)の母国を、学生、教職員及び地域の方々に紹介すること
により、相互理解をより一層深めるきっかけ作りの一環として、年1回開催してお
り、今年で3回目を迎えました。ウィーク期間中は、4カ国の国旗と留学生の手作
りによる母国紹介パネルを学内に展示しました。また、初日の母国紹介集会では、
学生会の進行により、バングラデシュとラオスの2カ国の母国の行事、習慣、観光
地や産物を、留学生によるスピーチ等により紹介し、盛会のなか閉会しました。
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◇高専打ち水大作戦を実施しました。
9月14日(木)、地球温暖化・ヒートアイランドの問題に立ち向かい、身近な環
境作りを推進することを目的として、『高専打ち水大作戦』を実施しました。当日
は、秋雨前線が日本列島から離れ、快晴で残暑が厳しく、絶好の打ち水日和となり
、ペットボトル約5000本(約10トン)を用いてキャンパス内で一斉に打ち水
を行いました。なお、使用する水は、雨水・2次利用水です。この打ち水の効果に
より、路面の水の蒸発や空気の対流によって、気温・路面温度ともに下げることが
できました。高専打ち水大作戦は、実践的な環境教育のひとつとして学生会を中心
に活動しており、学生の環境に対する意識を高めることができるプロジェクトとな
っています。今回の打ち水の効果を解析し、その結果を基に、@小中学校での開催
,A新居浜市内の各町内会での開催,B商工会議所や市役所への働きかけによる夏
祭りや土曜夜市での開催など、新居浜市民参加型の企画に発展させたいと、学生た
ちは張りきっていました。
なお、この打ち水の様子は、9月26日付けの朝日新聞に掲載されました。
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◎[お知らせ] 
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▽ロボット産業育成フォーラムが開催されます。
このフォーラムは、新産業の創造と産学の交流による地域の活性化、その可能性を
求めて、ロボット産業育成フォーラム、愛テクフォーラム、東予産業創造センター
、西条産業情報支援センターの4者の主催・共催により開催するものです。本校の
教員も技術発表します。
日 時  10月7日(土)13:30〜16:50
場 所  新居浜工業高等専門学校 第1会議室
                
▽ものづくりコンテストを開催します。
「ものづくりコンテスト」は、新居浜高専で学ぶ皆さんの誰もが、ものづくり活動
に参加し、アイデアとそれを実現する技術力を互いに磨いていくことを目的に開催
するものです。第1回目の今回は、「組立式飛行機コンテスト」と「ウインドカー
コンテスト」を実施します。
日 程  10月 2日(月) 参加登録申し込み締切
     10月16日(月) エントリーシート提出締切
     10月23日(月) コンテスト実施

▽プログラミングコンテスト本選が開催されます。
日 時  10月7日(土)・10月8日(日)
場 所  茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市)
開催校  茨城工業高等専門学校
本校からは、予選突破した2チームと、競技部門1チームの3つのチームが出場し
ます。
・課題部門
 宇宙へ−SORAHE−
・自由部門
 Blog☆Stars
http://procon.ibaraki-ct.ac.jp/(プロコンサイト)

▽授業参観を実施します。
広く保護者に高専の授業(講義)や実験を公開し、学生の勉学の様子をご参観いた
だき、本校の教育への理解を深めていただくことを目的として、授業参観を実施し
ます。案内文書をご自宅に郵送いたしますので、詳しくはそちらをご覧ください。
日 時  10月21日(土)1時限〜4時限
場 所  各教室・実験室等
※個別懇談窓口を設定しています。ご相談、ご質問などにご利用ください。
・学級担任・主任(各学科・科)
・クラブ顧問
・学生相談室
・校長
※学寮保護者連絡会を開催します。
時 間  12:30〜13:30
場 所  視聴覚教室
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