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□■新居浜高専 メールマガジン■□ Vol.5 (2006.8.1)

▽INDEX▽
◎[特別企画] 〜1)耳よりな情報
◎[トピック]   〜愛テクフォーラム定期総会
             科学技術特別シンポジウム
            えひめITフェアに出展
            米国ロータリークラブ交換留学生の訪問
            四国地区高専体育大会
            高専ソコヂカラの開催
            にいはま5:30倶楽部
            夏季体験学習
            プログラミングコンテスト予選通過
◎[お知らせ]  〜ものづくりフェスタin松山
            全国高専体育大会
            サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)
            校内ものづくりコンテスト
            学寮リーダー研修会
            編入学試験
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◎[特別企画1] 耳よりな情報
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『現代GP(Good Practice)』

文部科学省『現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)』に、本校の申請
した取組が採択されました。

○採択された取組
『地域連携プロジェクト型ものづくり活動』〜工都新居浜の活性化プラン〜

○取組の内容
 工都新居浜の活性化に資するために、身近な地域社会と連携し、「ものづくり人
材育成」及び「まちづくり・地域の求心力向上」の2テーマに焦点を合わせて、学
生の地域連携プロジェクト型ものづくり活動を行います。
 特色は、低学年と高学年を一つのグループに組織して、ものづくり活動と地域出
前授業の双方を、体験学習として実践することです。低学年で活動の基礎を学んだ
学生が、順次、高学年に進んで立場を変えて教える・指導する体験を通じて、プロ
ジェクトマネージメント能力の発展を図り、ものづくりに関する知恵と行動力をも
つ、信頼される技術者として成長していくことができます。また、体験教育の形態
として、ものづくり活動と出前授業のスパイラルによって自己学習能力、実践力を
養うシステムを拡張して、実習・実験と出前授業の組み合わせる新しい教育システ
ムを導入します。

GP(Good Practice)とは、文部科学省が行う大学教育改革の目玉として、教育
方法や教育課程(カリキュラムなど)の工夫改善の取組や、社会からのニーズの強
い課題に対応した取組など、大学・高専における学生教育の質の向上を目指す特色
のある優れた取組を選び、その取組をサポートするものです。この「優れた取組」
を「Good Practice」と呼んでいます。これは、近年、国際機関の報告書などで
「優れた取組」という意味で幅広く使われており、諸外国の大学教育改革でも注目
されている言葉です。なお、この言葉を略して、「GP」と呼んでいます。
そのなかで、『現代GP』は、社会的要請の強い政策課題に対応した大学・高専等
における優れた取組を選定・支援するものです。
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/~shomu-a/mail_magazine/project/vol5.htm
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◎[トピック]
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◇愛テクフォーラム定期総会を開催しました。
7月7日(金)、新居浜高専において、新居浜高専技術振興協力会「愛テクフォー
ラム」の平成18年度定期総会が開催されました。同協力会は、地域の産業界等と
同高専との積極的な連携交流により、互いの振興を目指して昨年設立されたもので
、法人会員55社、特別会員16団体、一般会員として教職員等62名が加入して
います。総会では、正副会長の挨拶に続いて、シンボルロボアイデアコンテストや
8専門部会の活動状況も含めた昨年度の事業報告、また、全国高専テクノフォーラ
ムへの視察等今年度事業計画案、予算書案が拍手で承認されました。続いて、ワシ
ントン州名誉市民の黄金井達夫氏による「西洋人のものづくりと発想の原点 〜電
動丸ノコで曲線が切れるか〜」と題した講演がありました。その後、本校のインキ
ュベーションラボラトリ及びリエゾンルームに移動し、バイオサイエンス、マテリ
アル及びエレクトロ計測制御の各実験エリアで現在継続中の共同研究の概要及び同
施設の利用等について見学しました。  
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◇科学技術特別シンポジウムを開催しました。
7月14日(金)、東予産業創造センター及び新居浜工業高等専門学校技術振興協
力会(愛テクフォーラム)との共催で標記シンポジウムを開催し、企業経営者・技
術者、本校の教職員及び専攻科生等約70名が出席しました。このシンポジウムは
エンジニアを志す青少年をはじめ一般の市民に科学技術に親しむ多様な機会を提供
し、その振興を図ることを目的とし、さらに地域企業、行政との交流を深め、新産
業の創出に寄与することを目指して、平成12年度から毎年開催しています。今回
は、「科学と教育研究の最先端」をテーマとし、「X線屈折画像開発−医用画像と
材料検査において役立つであろうか−」(東京理科大学 安藤正海教授)及び「発
想力教育」(岡山大学 塚本真也教授)と題した講演が行われました。また、講演
の休憩時間を利用して、パネル展示による専攻科生の研究成果紹介があり、学外か
らの出席者と活発な意見交換等が行われました。 
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◇えひめITフェアに出展しました。
7月14日(土)・15日(日),愛媛県下の情報通信の普及・振興を目指して開
催された「えひめITフェア」に、新居浜高専のロボットを出展しました。これは
、ロボットを通じて青少年を中心に科学技術への関心を高めることを目的として、
実行委員会から本校に依頼があって出展したものです。会場では、各方面で活躍す
るIT・ハイテク企業がブースを構える中、スペシャルイベントとしてメインステー
ジにロボットを出展しました。このロボットは、2005年の高専ロボコンに出場
したロボットで、今回のフェアに向けて改良を重ねてきたものです。学生がロボッ
トを動かすと、来場者から拍手が起こり、希望者には実際にロボット操作を体験し
てもらいました。会場には子ども連れの家族の姿も多くあり、高専の技術力の高さ
をアピールすることができました。
 また、電子制御工学科今井教授と(株)妻鳥通信工業との研究の成果を出展しま
した。展示物は、動画を配信できる携帯電話ホームページ作成ツールと社会的弱者
のための緊急連絡用119番通報システムです。こちらのブースにも多くの人が集
まり、本校のIT関連技術の高さをアピールしました。
http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/no56/index.htm
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◇米国ロータリークラブ交換留学生が訪問しました。
7月16日(日)、ニコラス・チュウさんとパトリック・ヘネシーさんの2名のア
メリカの学生がホストファミリーとともに本校を訪れ、ローターアクトクラブの学
生と一緒に茶道や書道の体験を楽しみました。この交換学生プログラムは、四国の
ロータリークラブと米国ニュージャージー州のロータリークラブとが共同で行って
いるもので、本校からは8月に、生物応用化学科4年生の星川由衣さんがニュージ
ャージー州に派遣される予定です。
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◇四国地区高専体育大会が開催されました。
7月15日(土)〜17日(月)に、四国地区高専体育大会が開催されました。
その結果、次のクラブが全国高専体育大会に出場することになりました。
バスケットボール ソフトテニス サッカー テニス 陸上
卓球 剣道 バドミントン 水泳
http://www.niihama-nct.ac.jp/soutai2006/
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◇文化系部活のコンサート「高専ソコヂカラ」を開催しました。
7月24日(月)に新居浜市民文化センターにおいて、本校の文化系部活・愛好会
が結集して合同コンサートを行いました。題して『高専ソコヂカラ』プロジェクト
と呼んでいます。これは、普段発表の機会が少なく秋まで練習をさぼりがちな文化
系の学生が危機感を抱き、イベントを開催して自分たちに目標を設定し、技量をあ
げる努力をしよう!と自分たちで思い立ち推進してきたイベントです。チャレンジ
プロジェクトにも応募し、認定をされました。参加団体は、ブラスバンド、奇術愛
好会、演劇愛好会、ダンス愛好会、美術部、写真部です。バックアップとして学生
会も参加してくれました。合同コンサートを無事終えて、冬には第2回目を企画し
よう!と、学生たちは張り切っていました。
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◇にいはま5:30倶楽部が開催されました。
7月26日(水)、「第1回にいはま5:30倶楽部」が新居浜商工会議所で開催
されました。これは、地域の活性化や新たなものづくりの基盤として、産学官連携
の重要性が高まる中、「産学官交流の場」として、アフターファイブに肩書き抜き
で地域を元気にする意欲に燃えた人が集まる場をつくろうという目的で発足したも
のです。第1回目の今回は産官学から併せて123名の参加があり、本校からは1
9名の教職員が参加をしました。普段会って話しをする機会の少ない人達等が懇談
することができ、閉会時刻まで活発な交流が行われました。なお、当倶楽部は、事
務局は新居浜商工会議所・東予産業創造センター・新居浜工業高等専門学校・新居
浜市の4機関とし、四国経済産業局・愛媛県中小企業団体中央会東予支部・愛媛県
西条地方局・新居浜機械産業共同組合等が協力機関となっています。今後は、4半
期毎に事務局4機関の持ち回り主管で開催されます。
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◇夏季体験学習を実施しました。
7月28日(金)、29日(土)の2日間、平成18年度夏季体験学習を実施しま
した。この行事は、『中学生の皆さんに、創造・製作・実験 の面白さ楽しさを体
験してもらいたい、ものづくりや工学の魅力を体で感じてもらいたい』ことを目的
に実施したものです。両日とも天候にも恵まれ、愛媛県を中心に、徳島県・香川県
・広島県・岡山県から680名の参加があり、本校の教員と学生が高専の施設や実
験装置を使って、楽しく分かりやすく教えました。参加した中学生は10のテーマ
ごとに分かれ、「ものづくり」や「科学の不思議」について体験をしました。日頃
体験することができない貴重な時間を過ごし、会場のあちこちでにぎやかな歓声が
わきおこりました。また、この体験学習にあわせて、引率の先生、保護者を対象に
した進路説明等懇談会も開催しました。
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◇プログラミングコンテストの予選を通過しました。
第17回プログラミングコンテスト予選の結果、本校の2つのチームが予選通過し
ました。
・課題部門
 宇宙へ−SORAHE−
 <概要>3次元のマップを乗り物型入力デバイスを用いて操作し、宇宙飛行を体
     験するバーチャル・リアリティ・システム。
・自由部門
 Blog☆Stars
 <概要>専用ブラウザからアクセスすると3次元空間を表示・提供し、汎用ブラ
     ウザからのアクセスには通常のウェブページを提供します。
本選は、10月7日(土)・8日(日)に、茨城高専で行われ、競技部門に参加す
る1チームと合わせて、3チームが出場します。
http://procon.ibaraki-ct.ac.jp/(プロコンのWebサイト)
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◎[お知らせ] 
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▽ものづくりフェスタin松山を開催します。
ものづくりフェスタとは、小学5年〜中学3年を対象としたものづくり体験講座で
す。からくり人形・電子オルゴールなどを作ります。作り上げた作品は持ち帰るこ
とができます。
 日 時  8月4日(金)〜5日(土)
 場 所  愛媛大学城北キャンパス(松山市)
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/%7Ekyoumu-a/nyugaku/monodukuri2006.html

▽全国高専体育大会が開催されます。
 日 時  8月1日(火)〜11日(金)
 地 区  近畿地区
http://www.maizuru-ct.ac.jp/gakuseikatudou/zenkoku41/index.html

▽サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)を実施します。
 日 時  8月22日(火)
 対 象  新居浜市内の小中学校教員
 内 容  教員研修「顕微鏡を使って、スモールワールドを探検しよう!」
※SPPとは、学校、教育委員会等管理機関と、大学・科学館等との連携により、児
童生徒の科学技術、理科・数学(算数)に対する興味・関心と知的探究心等を育成
する文部科学省の事業です。

▽校内ものづくりコンテストを開催します。
「ものづくりコンテスト」は、新居浜高専で学ぶ皆さんの誰もが、ものづくり活動
に参加し、アイデアとそれを実現する技術力を互いに磨いていくことを目的に開催
するものです。第1回目 の今回は、「組立式飛行機コンテスト」と「ウインドカ
ーコンテスト」を実施します。参加登録は、9月8日(金)まで。

▽学寮のリーダー研修会を実施します。
 目 的  1)指導に携わる関係教職員・指導寮生及び寮生会役員が一堂に会し
        てコミュニケーションを深め、忌憚のない意見交換を行い、種々の
        問題点等を検討する。
       2)指導寮生及び寮生会役員の指導者としての資質の向上を図るとと
        もに、より良い学寮作りのための彼らの立場と役割を理解させる。
 日 時  8月29日(火)・30(水)
 場 所  国民宿舎『松風』(香川県小豆郡土庄)

▽高校生対象の編入学試験を実施します。
 願書受付 7月31日(月)〜8月4日(金)
 試験日  8月22日(火)
 合格発表 8月25日(金)
http://www.off.niihama-nct.ac.jp/~kyoumu-a/nyugaku/henboshu01.pdf
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  編集/発行:総務課総務企画担当
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(0897)37−7704
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