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□■国立高専機構 新居浜高専メールマガジン■□ Vol.157 (2019.4.1)

▽INDEX▽
◎[お知らせ] 入寮オリエンテーションをします。
        平成31年度入学式を行います。
        新入生研修プログラムについて
        始業日の行事について
        前期寮生大会を行います。

◎[トピック]  電気情報工学科学生39名が、第一級陸上特殊無線技士長期型養成
        課程を修了し、免許申請書の作成を行いました。
        廃棄自転車を利用した小・中学校エネルギー教育プロジェクトを実
        施しました。
        学生が新居浜市教育委員会から善行賞を受賞しました。
        平成30年度新居浜高専教育フォーラムを開催しました。
        廃棄自転車再生利用―発電装置を小学校に贈呈―
        学生が平成30年度デザインパテントコンテストで優秀賞(特許出
        願支援対象)に選ばれました。
        第53回卒業式・第26回専攻科修了式を挙行しました。

◎[編集後記] 3月雑感
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◎[お知らせ]
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▽入寮オリエンテーションをします。
  日 時 4月2日(火) 14:00~
  場 所 視聴覚教室

▽平成31年度入学式を行います。
  日 時 4月3日(水) 10:00~10:50
  場 所 新居浜市市民文化センター 大ホール
       (新居浜市繁本町8-65)
  事 項 新入生・編入学生集合  9:00
      保護者入場       9:40~

▽新入生研修プログラムについて
  日 程 4月3日(水)
  新入生 入学式場から高専へ移動後
  11:40~学科主任との懇談   … 各学科の教室
  12:20~学級ごとにて昼食   … 各ホームルーム
  13:30~学級担任との懇談   … 各ホームルーム
  14:10~学生心得等の説明   … 視聴覚教室
  15:00~女子学生への注意事項 … 視聴覚教室
  15:00~保護者と合流後、適宜解散(男子学生)…各ホームルーム
  15:15~保護者と合流後、適宜解散(女子学生)…各ホームルーム
   ※ホームルームにて各自解散後、学用品等の購入

▽始業日の行事について
  日 程 4月4日(木)
       本 科 生 8:35~
       専攻科生 (1年)10:10~
            (2年) 9:30~
  内 容 ロングホームルーム、始業式、クラス写真撮影、
      健康診断・身体計測 等

▽前期寮生大会を行います。
  日 時 4月9日(火)
  場 所 第1体育館
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◎[トピック]
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◇【2/22】電気情報工学科学生39名が、第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程
を修了し、免許申請書の作成を行いました。

 電気情報工学科において、本年度39名の学生が、無線従事者資格の1つである
第一級陸上特殊無線技士資格取得のための長期型養成課程を修了しました。これに
伴い、2月22日(金)3限目を利用して『免許申請書』の作成を行いました。
 本年度は、電気情報工学科5年生の37名全員と、同学科その他2名が上記の長
期型養成課程を修了し、免許申請を行います。本課程の設置は、全国51国立高専
に100学科以上ある電気・電子・情報系学科の中で、本校を含め7高専(9学科)
しか認定されていない(平成30年7月現在の認定校数)数少ないものです。また、
本資格は、業務独占資格と呼ばれるもので、関連業務を行うためには必携の資格で
あり、一度取得すれば生涯に亘り使用でき、更新不要の資格です。本資格の保有者
は、情報通信系、電力系の企業で重宝されています。
 本校の電気情報工学科は、平成19年度に総務大臣からこの課程の認定を受け、
平成24年度には、全学生が取得できるようにカリキュラムの変更を行い、これま
でに350名を超える取得者を輩出しました。卒業生からは、「新入社員の中で持
っているのは自分だけ。新居浜高専はすばらしい」「業務を行う上でたいへん役に
立っている」といった声が数多く寄せられています。
 みなさんの卒業後の活躍を期待し、今後も指導に邁進してまいります。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/01/entry-topics-13245/
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◇【2/22】廃棄自転車を利用した小・中学校エネルギー教育プロジェクトを実施し
ました。

 平成31年2月22日(金)、本校環境材料工学科4年生の実習科目『材料創成
デザイン演習』において、廃棄自転車を再生利用した小・中学校エネルギー教育プ
ロジェクトの成果報告会を実施しました。
 本実習は、学生自らが創意工夫してものづくりを行い問題解決に取り組むことで、
技術者としての創造力を育むことを目的としています。今年は、『廃棄自転車を再
生利用し、エネルギーの仕組みを学ぶことができる理科教材を開発する』というテ
ーマを設定し、エネルギー教育用発電装置の製作に取り組みました。また、今回製
作した装置は、実際に小・中学校の理科の授業などで利用してもらうことを想定し
ており、2月22日(金)の成果報告会には、新居浜市内の高津小学校と中萩小学
校の理科の先生をお招きし、製作した発電装置の評価を行っていただきました。
 成果報告会当日は、10班がそれぞれ製作した異なるタイプの発電装置について
プレゼンテーションをした後、実際に装置の実演を行いました。発電性能やエネル
ギー教育としての活用方法はもちろんのこと、小・中学生が利用することを想定し
た安全性や耐久性なども評価のポイントとなり、最終的に2つの班が製作した装置
を小学校に贈呈することになりました。小学校の先生からも、「高専のものづくり
技術と学生の発想力の柔軟さに驚き、こちらも多くの学びがありました」と高い評
価をいただきました。
 今回選ばれた2台の装置は、後日、実際に小学校の授業時間に持参し、小学生の
前でエネルギー教育の出前授業を行うとともに、装置を贈呈することとなっていま
す。
 なお、本実習は、環境材料工学科の志賀 信哉教授、松英 達也教授、平澤 英之
准教授及び技術室の吉良技術専門職員と藤岡技術職員が指導を担当していますが、
発電装置の製作では電子制御工学科の田中 大介助教も実際に授業に参加して指導
を行い、高等教育機関では珍しい、学科を超えて連携したものづくりを行う総合的
な実習となりました。
 また、この取組は、一部の報道機関に取り上げていただく予定です。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/01/entry-topics-13256/
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◇【2/25】学生が新居浜市教育委員会から善行賞を受賞しました。

 平成31年2月25日(月)、生物応用化学科1年で奇術部の成行 玲旺さんが、
新居浜市教育委員会から善行賞を受賞し、翌26日に校長に受賞の喜びを報告しま
した。成行さんは、本校に入学してから1年間で、高齢者福祉施設や放課後児童ク
ラブなどの訪問、地域イベントへの参加など、合計20件以上のイベントに積極的
に参加して、得意のジャグリングの技を披露してきました。
 成行さんは学寮で生活する学生であり、長期休暇中は帰省するにも関わらず、多
くの寮生部員が帰省してイベントへの参加人数が少なくなる長期休暇中も、積極的
に社会福祉活動に参加してきました。また、将来は活動の中心的役割を果たしたい
と、訪問先の方々と積極的にコミュニケーションを取ることに努めています。
 今後の更なる活躍を期待しています。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/01/entry-topics-13239/
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◇【3/8】平成30年度新居浜高専教育フォーラムを開催しました。

 平成31年3月8日(金)、本校の第1会議室及び階段教室の2会場において、
平成30年度新居浜工業高等専門学校教育フォーラムを開催しました。この教育フ
ォーラムは、高専独自の取組を支援する“KOSEN(高専)4.0”イニシアティ
ブ支援事業において採択された以下の2つの事業の概要説明及び実施報告を、各関
係者の皆様や一般の方々へ向けて開催したもので、2会場あわせて50名以上の参
加者がありました。

平成29年度採択 社会実装教育を基盤とする次世代型技術者(人財)の育成事業
平成30年度採択 “ロボットと共に育つ”実践型AI活用人財育成 事業

 最初に第1会議室において事業全体の概要説明をした後、各会場にわかれて開催
しました。
 第1会議室においては、次世代型プラント技術者育成特別課程(PE課程)と実
践型AI活用技術者育成特別課程(AI課程)の概要説明及び実施報告を、階段教
室においては、アシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)とES
D対応学生主体型出前授業(DeMaE授業)の概要説明及び実施報告を行いまし
た。
 また、それぞれの実施報告については、本事業にご尽力いただいている関係者の
皆様や本校の学生が行い、パワーポイントの資料を利用してたいへんわかりやすく
丁寧にご説明いただきました。
 この教育フォーラムは、地域の教育関係者の皆様と共に様々な教育課題について
学び合い、今後の教育の在り方を探求する場として、平成14年度に始まりました。
第8回目となる今回は、平成25年度に開催して以来、5年ぶりの実施となりまし
た。
 上記の3つの課程や出前授業については、次年度からも本校の主要な取組の一つ
として、今後も継続して参ります。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/13/entry-topics-13270/
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◇【3/8】廃棄自転車再生利用―発電装置を小学校に贈呈―

 平成31年3月8日(金)、本校環境材料工学科4年生による『エネルギー教育』
の出前授業が、ハートネットワーク及び読売新聞にて報道されました。
 この出前授業では、小学生に発電をテーマとした出前授業を行うとともに、環境
材料工学科4年生の実習科目『材料創成デザイン演習』において学生が自ら製作し
た発電装置を贈呈し、小学生の理科や工学に関する興味を涵養することを目的とし
ています。
 発電装置は廃棄自転車を再生利用して製作したものであり、環境材料工学科4年
生全員で合計10台の発電装置を製作し、この中から選ばれた3台の装置を市内の
小中学校に贈呈することになりました。今回の出前授業は、実際に小学校6年生の
理科の授業時間内で行い、本校学生によるエネルギーをテーマとした出前授業を実
施した後、製作した発電装置をプレゼントして発電を体験してもらいました。
 授業を体験した小学生からは、「磁石で電気を作ると聞いて驚いた。授業は分か
りやすく楽しかった。」という感想が聞かれ、実際に発電を体験した時にはとても
大きな歓声があがっていました。また、装置を製作した本校学生は、「これまでに
学んだことを活用して、誰かの為にものづくりをすることがとても楽しかった。実
際に喜んでくれたのを見たときは、本当に嬉しくて感動した。」と感想を述べてい
ました。
 なお、今回の実習科目『材料創成デザイン演習』は、環境材料工学科の志賀信哉
教授・松英達也教授・平澤英之准教授、技術室の吉良技術専門職員、藤岡技術職員
が指導を担当していますが、電子回路に関する内容は電子制御工学科の田中大介助
教の指導協力も得て授業を実施しました。このような学科を超えたものづくり実習
は全国の高等教育機関でも珍しい取組であり、次年度以降も継続して実施する予定
です。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/26/entry-topics-13329/
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◇【3/11】学生が平成30年度デザインパテントコンテストで優秀賞(特許出願支
援対象)に選ばれました。

 平成30年度デザインパテントコンテスト(主催:文部科学省、特許庁、日本弁
理士会、(独)工業所有権情報・研修館)において、本校生物応用化学科3年生の
阿部夢翔さんと井上南さんが創作した「角を守ろう君」が優秀賞(出願支援対象)
に選ばれ、平成31年3月11日(月)に表彰式が行われました。デザインパテン
トコンテストでの本校からの優秀賞受賞は初めてとなります。
 なお、同時に開催されているパテントコンテストでは本校からの優秀賞はこれま
でに11件となります。
 また、翌12日に実施された特許庁見学にも参加してきました。
 このコンテストは、高校生、高専生、大学生などの知的財産マインドを育てると
ともに、知的財産権制度の理解を促進することを目的に、平成14年から毎年開催
されています。平成30年度は応募総数650件から31件が優秀賞に選出されま
した。また、受賞作品は、すでに弁理士の支援を受けて3月8日に意匠登録出願を
済ませており、意匠権の取得までの手続を実体験しているところです。
 生物応用化学科及び科学研究会では日頃から知財教育にも力を入れ、学生がデザ
インパテントコンテスト・パテントコンテスト、知的財産管理技能検定、キャンパ
スベンチャーグランプリなど各種コンテストへのチャレンジを積極的に行っていま
す。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/25/entry-topics-13314/
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◇【3/15】第53回卒業式・第26回専攻科修了式を挙行しました。

 平成31年3月15日(金)、新居浜市市民文化センター大ホールで、第53回
卒業式・第26回専攻科修了式を挙行し、本科卒業生189名(マレーシア、イン
ドネシア共和国からの留学生2名を含む)、専攻科修了生23名が本校を巣立ちま
した。
 卒業証書・専攻科修了証書の授与に続き、新居浜市長賞、新居浜商工会議所会頭
賞及び学業成績優秀者等の表彰が行われました。
 その後、迫原 修治校長が式辞を述べ、「皆さんが受けてきた高専の技術者教育
は、皆さんの先輩の活躍によって社会的に高く評価されています。元号も新しくな
る記念すべき年に新しい一歩を踏み出す皆さん、自信をもってそれぞれの道へ進ん
でください」と卒業生・修了生にエールを送りました。
 次に、寺田 政則新居浜市副市長から、「固い意志と困難に挑戦する行動力こそ
が大切であるのだと思います。これからの人生、様々な壁に直面することもあろう
かと思いますが、多くの出会いと一つひとつの努力の積み重ねがいつか必ず大きな
実を結ぶことになると信じております」と石川 勝行新居浜市長の祝辞をご披露い
ただいたほか、ご来賓の方々から祝辞が贈られました。
これに対し、卒業生を代表し、生物応用化学科の冠 創太さんが、「本校で学んで
きたことは、今後の人生の糧となり、友人と高め合ってきた日々は、私たちの心の
拠り所となるでしょう。大変なことも多くありましたが、本校で得られたことはた
くさんあり、一生の宝物となるに違いありません」と謝辞を述べました。
 続いて、専攻科修了生を代表し、生産工学専攻の酒井 智将さんが、故郷である
愛媛県西予市野村町が平成30年7月豪雨で被災したことに触れ、「身近で災害に
直面し、多くの苦しんでいる人々に対し、何もできない自身の無力さを痛切に感じ
ました。この経験から、将来、技術で人々の暮らしを守ることができる人材になり
たいとより強く思うようになり、私は春から大学院に進学します」と力強く今後の
抱負を述べました。
 式終了後には、JABEE認定修了証授与式において生物応用化学専攻修了生の4名
が修了証を授与され、技術者としての新たな一歩を踏み出しました。

(詳細URL)
http://www.niihama-nct.ac.jp/2019/03/19/entry-topics-13286/
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◎[編集後記]3月雑感
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 3月15日、卒業式・専攻科修了式を挙行し、212名の学生が本校を巣立ちま
した。式の最中、終始涙が止まらない学生もおり、充実した高専生活だったことが
うかがえました。これからの日々も充実したものになりますよう祈っております。
 それから半月ほどが経ち、本校自慢の桜が新入生の皆さんを迎えるべく花をつけ
始めました。4月3日の入学式の頃には満開の桜でお迎えできると思います。保護
者の皆様もどうぞ楽しみに、お気をつけてご来校ください。

☆★担当者の独り言★☆
 カセットとセロテープと鉛筆の関係が分かる人、合格。どうも、担当者です。

 先日、入学手続きのために来校された新入生のお母様とお会いしました♪お嬢様
とご一緒に、昨年8月の「夏の学校」という、ざっくり言うと「リケジョ超絶大歓
迎!」なイベントに参加してくださいました。そして有難いことに本校を受検。見
事に合格!おめでとうございます!!(≧▽≦)
 お母様がお綺麗な方なのでとても印象に残っていて、別のイベントでお見かけし
た際に思わず声をおかけして、お会いするのは今回でまだ3度目。交わした言葉は
2、3言。にも関わらず、お母様から「メルマガの独り言って、あなたが書かれて
ませんか?」との名推理が炸裂!「何故に分かったですかぁ?Σ( ̄口 ̄;)」とタ
ラちゃん言葉でキョドる私。お母様、私、何かがダダ漏れてるんでしょうか?笑
 入学式の日、ダダ漏れてる私を見つけられた方には新居浜高専グッズ、コーセン
飴をプレゼント!「あいつ怪しいぞ!」と思ったら気軽に捕獲してください♪

                         ☆★それではまた次号☆★
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  編集/発行:新居浜工業高等専門学校 総務課総務企画係
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        TEL:(0897)37-7704
  U R L:http://www.niihama-nct.ac.jp/
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