**************************************************************************** □■国立高専機構 新居浜高専メールマガジン■□ Vol.109 (2015.4.1) ▽INDEX▽ ◎[トピック] 宇和島自然科学教室で出前講座を開催 機械工学入門「からくりペーパークラフト」製作及び 「あったらいいなぁ商品」の提案 学生の愛テクフォーラム法人会員企業訪問を企画・実施 電気情報工学科の学生が 第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程を修了 街頭交通安全活動に学生が参加 海外短期英語研修旅行を実施 第11回種子島ロケットコンテストに本校チームが出場 第18回高専ソコヂカラ 平成26年度技術室活動報告会 第49回卒業式・第22回専攻科修了式 ◎[お知らせ] 入学式 入寮オリエンテーション 始業日 前期寮生大会 中国四国地区専攻科生研究交流会 TOEIC IPテスト ◎[編集後記] 3月雑感 **************************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[トピック] -------------------------------------------------------------------------- ◇宇和島自然科学教室で出前講座を開催しました。 1月24日(土)、宇和島自然科学教室で「電気の仕組みを調べてみよう」と題 して、新居浜高専出前講座を開催し、会場となった宇和島市立城東中学校には小学 4〜6年生94名と多くの参加者が集まり、理科実験をしました。 これは、科学の楽しさを体験してもらおうと、宇和島自然科学教室の方から出前 講座の依頼があり、実施したもので、生物応用化学科の2・3年生10名が講師と なって、電池の仕組みを理解し、電気エネルギーと地球環境の保全について考える 講座を開きました。 参加した小学生らは、先端の科学を間近に触れ、大いに楽しんだ様子でした。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/1_24/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇機械工学入門「からくりペーパークラフト」製作及び 「あったらいいなぁ商品」の提案をしました。 機械工学科の1年生が履修する「機械工学入門」で、“ものづくり”の基本であ る、課題解決におけるコンセプトを理解するため、各自がオリジナルでコンセプト を決め、「からくりペーパークラフト」を製作しました。 どれも力作ぞろいで、工夫を凝らしたものや思わず笑ってしまうようなおもしろ いアイデアのものなど様々なものを作りました。 また、1月29日(木)には、「あったらいいなぁ商品」について、各自のアイ デアを発表しました。発表にあたって、身近なところにある課題について、特許な どの先行事例を調べ、専門知識が無い中で工夫し、アイデアを生み出しました。 これから進級するにしたがい、専門知識を学びながら体験し、CAD/CAEなどを用 いた本格的設計を行うことになります。 (写真掲載URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/1_29/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇学生の愛テクフォーラム法人会員企業訪問を企画・実施しました。 2月19日(木)、24日(火)の放課後に、本科4年生8名が新居浜高専技術 振興協力会「愛テクフォーラム」法人会員企業を訪問しました。これは、「愛テク フォーラム」の事業として今回初めて企画したもので、法人会員企業数社からの受 け入れ希望に対し、就職活動を控えた本科4年生を対象に訪問希望者を募り、株式 会社三好鉄工所、西機電装株式会社、丸重商事株式会社の3社において、実施しま した。 訪問時間は1〜2時間程度でしたが、工場見学や会社説明を通して法人会員企業 を詳しく知ることができる有意義な機会となりました。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/2_19,24/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇電気情報工学科の学生が第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程を修了し、 免許申請をしました。 2月23日(月)4限目と26日(木)午後を利用して、電気情報工学科5年生 の40名が無線従事者資格の第一級陸上特殊無線技士(以下「本資格」)の免許申 請書の作成を行いました。 電気情報工学科では、卒業時に資格取得条件を満たした学生は本資格を取得する ことができます。本資格の取得者数は、本校学生の年間資格取得者数の4割を超え る(平成26年度実績)もので、全国高専でも7高専(平成26年度登録件数)し か認定のない貴重な資格です。 みなさんの卒業後の活躍を期待しています。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/2_23,26/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇街頭交通安全活動に学生が参加しました。 本校学生や近隣高校生が交通安全を啓発するボランティアとして、新居浜市内で も交通量の多い「裁判所前交差点」で2月27日(金)、街頭交通安全活動に参加 しました。 この活動は、交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部が発令した交通死亡事故多発 緊急事態宣言を受け、新居浜警察署が呼びかけたもので、本校から低学年生を中心 に12名が参加しました。 参加した学生からは「普段は自転車で通学していますが、交通量が多く、危険な 思いをしたこともあり、参加しました。事故が多発しているので、自分もゆとりを もった運転を心がけるとともに、交通安全を啓発したいと思います。」と余寒が厳 しい中、通りかかるドライバーに交通安全を呼びかけていました。 (写真掲載URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/2_27/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇海外短期英語研修旅行を実施しました。 3月1日(日)〜9日(月)の間、学術交流協定を締結しているオーストラリア・ サザンクロス大学において海外短期英語研修旅行を実施し、本校から本科生9名、 専攻科生1名及び阿南高専の学生7名が参加しました。 サザンクロス大学では英語での授業を受け、オーストラリアの生活や地理などに ついても学びました。また、地元小学校を訪問し、英語で日本文化の紹介をしまし た。滞在中は現地のホストファミリー宅にホームステイをし、学習した英語表現を 生かして、ホストファミリーとの交流を楽しみました。 ほかにも、カランビン自然動物公園でカンガルーやコアラなどのオーストラリア の固有動物を間近で見たり、北東部の街・ケアンズではグループ散策をしたりと、 生きた英語に触れた1週間となりました。 学生にとっては異文化を知り、英語の有用性を感じる貴重な体験となりました。 (写真掲載URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/3_1-9/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇第11回種子島ロケットコンテストに本校チームが出場しました。 3月5日(木)から7日(土)にかけて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島 宇宙センターにて標記大会が開催され、電気情報工学科5年の越智文太さんと玉井 良和さんの卒業研究を通じて製作された衛星機能モデル(CanSat:カンサット)が 「ペイロード部門」に出場しました。 本校から出場したCanSatは着陸後に走行するタイプで、GPS受信機により座標を 取得し目的地を目指します。今回は、走行するタイプのCanSatによく見られる2輪 型の機体(機体名:文(ぶん)サット改)と、球状の外形を持つ独特の構造をした機 体(機体名:タマサット)の2機でエントリーしました。 タマサットはその独特の形状や動作原理が注目を浴び、また着陸後に動作を開始 したことが評価され、「ユニーク賞(中菱エンジニアリング賞)」を受賞しました。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/3_5-7/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇第18回高専ソコヂカラを開催しました。 3月8日(日)、銅夢にいはま(新居浜市商業振興センター)で第18回高専ソ コヂカラを開催しました。 高専ソコヂカラとは、文化部、文化系の愛好会及び研究会がそれぞれの日頃の成 果を披露する合同発表会で、学生が主体となって、毎年春(3月頃)と夏(7月頃) の2回開催しています。 当日は天気に恵まれ、多くの来場者の前で日頃の練習の成果を披露しました。ま た、展示ブースにも多くの人が訪れ、盛況のうちに幕を下ろしました。 次回、第19回は7月11日(土)の開催を予定しています。お楽しみに! (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/3_8/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇平成26年度技術室活動報告会を開催しました。 本校技術室では、学内外のものづくり教育支援に対応できるよう、日々、技術力 向上に努めています。技術職員の自己研鑽の成果を広く学内に発信し、ものづくり 教育支援に関して、技術室の設備・環境・人材を有効に活用していただくことを目 的に、3月9日(月)、平成26年度技術室活動報告会を開催しました。 報告会では、技術支援について参加者と技術職員が活発な情報交換を行っていま した。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/3_9/index.html -------------------------------------------------------------------------- ◇第49回卒業式・第22回専攻科修了式を挙行しました。 3月16日(月)、新居浜市市民文化センター大ホールで第49回卒業式・第2 2回専攻科修了式を挙行し、本科卒業生174名(マレーシア・インドネシア人留 学生2名含む)、専攻科修了生16名が本校を巣立ちました。 鈴木校長は式辞で、「これからの人生行路の中でこれまでにもまして『継続して 扉を敲(たた)き続けること』を実践し、大いなる達成感を感じる人生を送ってい ただきたい」と述べ、卒業生・修了生の門出を祝うとともに、社会へ羽ばたく学生 を激励しました。また、新居浜市長をはじめ来賓の方々から祝辞が贈られました。 式終了後にはJABEE 認定修了証授与式を実施し、専攻科修了生は技術者としての 一歩を踏み出しました。 (詳細URL) http://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2015/3_16/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[お知らせ] -------------------------------------------------------------------------- ▽入学式を行います。 日 時 4月3日(金)10:00〜10:50 場 所 新居浜市市民文化センター 大ホール (新居浜市繁本町8−65) 事 項 新入生・編入学生集合 9:00 保護者入場 9:40 http://www.niihama-nct.ac.jp/topics_file/2015/nyuugaku.pdf ▽入寮オリエンテーションをします。 日 時 4月2日(木)14時〜 場 所 視聴覚教室 ▽始業日の行事について 日 時 4月6日(月) 本 科 生 8時35分〜 専攻科生 (1年)10時10分〜 (2年) 9時30分〜 内 容 ロングホームルーム、始業式、クラス写真撮影、 健康診断・身体計測 等 ▽前期寮生大会を行います。 日 時 4月9日(木)21時〜 場 所 第1体育館 議 題 平成26年度行事報告・平成27年度行事計画(案)外 ▽中国・四国地区高等専門学校専攻科生研究交流会が開催されます。 専攻科生研究交流会とは中国四国地区の高専専攻科生が集まり、 日頃の研究成果の発表や意見交換を行う場です。 日 時 4月25日(土)・26日(土) 主 管 徳山工業高等専門学校 ▽TOEIC IPテストを実施します。 日 時 4月29日(水) 対象者 本科3〜5年生および専攻科生全員 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ◎[編集後記]3月雑感 -------------------------------------------------------------------------- 本校自慢の桜並木も咲き始め、校内が明るく春爛漫の季節がやってきました。ま た、春は新しく始まる季節でもあります。今年も238名の新入学生が本校の門を くぐることとなり、その準備に忙しい時期にあります。 新入学生の皆さんの年齢は、大半が中学校卒業後の15歳になるかと思いますが 私自身振り返ってみると、環境が様々変わり、多感な時代であったと思い出します。 特殊相対性理論や一般相対性理論等の業績で知られる20世紀の理論物理学者ア インシュタインは生前、「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクション である。("Common sense is the collection of prejudices acquired by age e- ighteen".)」と語ったそうです。様々解釈があると思いますが、常識という判断 基準は若いうちに経験したことに過ぎないという意味だと私は思います。 大人になるとは確たる自分を持つこととも言えるかもしれませんが、若い皆さん には本校で様々なことにチャレンジし、経験し、多様な価値観を理解した信頼され る技術者として羽ばたいてくださることを期待したいと思います。 最後に私事で恐縮ですが、このコーナー担当を本号で卒業することとなりました。 皆さんとの距離を縮めることを目的に始めたコーナーですが、少しでも身近に感じ ていただけたとしたら幸甚に存じます。本当にありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までお読みいただきましてありがとうございました! このメールマガジンへのご意見・ご要望は、ぜひお気軽にお知らせ下さい。 mail_magazine@off.niihama-nct.ac.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ [国立高専機構 新居浜高専メールマガジン] 配信中止・配信先変更は、大変お手数ですが以下までお知らせください。 mail_magazine@off.niihama-nct.ac.jp バックナンバーの閲覧はホームページをご覧ください。 http://www.off.niihama-nct.ac.jp/shomu-a/mail_magazine/ -------------------------------------------------------------------------- 編集/発行:総務課総務企画係 連絡先 :愛媛県新居浜市八雲町7−1 (0897)37−7704 URL :http://www.niihama-nct.ac.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ |