アイデア対決 ロボットコンテスト2014  四国地区大会
全 国 高 等 専 門 学 校


 
   平成26年11月2日(日)、弓削商船高等専門学校第一体育館(愛媛県越智郡上島町)を舞台に、四国5高専6キャンパスから12チームが参加した同大会に、本校からはA「燧のペン太ごん」、B「さるそばくん」の2チームが出場し、学生達が昼夜を問わず懸命に製作したロボットを駆使して熱い戦いを繰り広げました。

   また、今年度の応援ブースはA、Bどちらのチームの対戦相手もお隣のブース同士(左隣は高知高専、右隣は詫間キャンパス)となりましたが、応援リーダーの学生会副会長(2D森實君)の指揮のもと校長先生,事務部長,ロボット研究会下級生,学生会からの選抜のメンバーら35名で構成された応援団が,声をからし,息の合った応援で,高知,詫間に負けない応援合戦で戦いを援護しました。
 2014年度の競技課題は  出前迅速
     
   第27回の競技はロボットによる「出前」です。

   赤・青2チームに分かれて対戦します。 フィールドで戦うのは各チーム 1台の出前ロボットと3人の高専生(注文人・店主・操縦者)です。

    出前ロボットは お盆に高く積み上げられた蕎麦(そば)の蒸籠(せいろ)を 、3つの障害物(スラローム・角材・傾斜)を乗り越えて運びます。競技時間3分間で、 少しでも多くの蒸籠を出前したチームが勝利となります。

   足場の悪い条件下で、 ロボットが いかに蒸籠を崩すことなく運びきれるかがポイントになります。

   今年はロボットの移動手段やコントロール方法などにこれまでのような制限を設けていません。 会場によって変わる環境にも左右されない、 高専生と一緒に元気に働く 「ユニークでタフなロボット」にご期待ください。
(高専ロボコンHPより。)

Aチーム燧のペン太ごん
指 導 教 員 今  西         望
5年電子制御工学科
(チームリーダー、操縦者))
秋  山         聡
5年電子制御工学科
(安全管理担当、注文人)
中  岡         航
4年機械工学科
(店主)
宇  高    啓  太
引 率 教 員 中  浜    昌  文
4年電子制御工学科
(ピットクルー)
岡         直  樹
4年生物応用化学科
(ピットクルー)
武  田    優  人
2年電気情報工学科
(ピットクルー)
大  原         航
2年電子制御工学科
(ピットクルー)
矢  野         陸
1年電子制御工学科
(ピットクルー)
上  石  め ぐ み

Bチームさるそばくん
指 導 教 員 松  友    真  哉
5年電子制御工学科
(チームリーダー、店主)
後  藤    達  貴
5年電子制御工学科
(安全管理担当、操縦者)
佐 々 木 竜  吾
1年電子制御工学科
(注文人)
河  野    未  來
引 率 教 員 出  口    幹  雄
5年電子制御工学科
(ピットクルー)
田  尾    夏  美
5年電子制御工学科
(ピットクルー)
森  井    菜  央
5年電子制御工学科
(ピットクルー)
奥  田    瑞  樹
1年電子制御工学科
(ピットクルー)
伊  丹  香 菜 子
1年電子制御工学科
(ピットクルー)
入  山    紘  香


  【Aチーム】  香川高専(詫間)B 12 − 10 新居浜高専A  
         大会結果

     選手は、本校のイメージキャラクターにもなっているBig Fatペンギンに変身!
   操縦ポイントは、角材ゾーンをクリアする際に角材が足の下に来たら足を上げ、角材を通過したら足を下げるという動作を繰り返し、ロボット本体が上下することなく角材ゾーンを通過出来るようにし、蒸籠を落とさずに運ぶようにロボットを調整して振動を減らすようにしました。

   初戦から、常勝の強豪!香川高専詫間キャンパスのBチームとの対戦。順調にスタートし、1回目の配達で詫間12枚に対し新居浜は10枚を双方無難に配達を終えました。しかし、2回目で早々に詫間がバランスを崩し蒸籠を落下。これはチャンスと、10枚の蒸籠を担いだ新居浜は順調にゴールの手前1mで逃げ切れると思った瞬間、勝ちに焦った坂道の最後で微妙にバランスを崩し落下させてしまいました。あえなく時間終了!。応援共々嗚呼!の瞬間でした。対する詫間キャンパスのBチームは決勝まで進んで優勝を果たしました。全国でも頑張ってください。
 
        
  【Bチーム】  高知高専A 16 −  新居浜高専B
        
      5年生と1年生で構成されたチーム♪
   操縦ポイントは、全ての障害物をクリアするため足回りには試行錯誤を繰り返しました。角材を乗り越えるために凹凸のついた、キャタピラに近い機構を用いました。角材や傾斜に接触する際の衝撃を抑えるためにキャタピラが進行方向に対し斜めになるよう角度を付けました。 出前ロボットでは傾斜センサーを用いてお盆が常に地面と水平に保たれるよう制御を行います。さらに湾曲させた土台の上にお盆を乗せ、傾きに対応して自動で水平を保つような機構も取り付けています。

   こちらも初戦は昨年度特別賞を4つも獲得した高知高専率いるAチーム。出鼻でコーンに接触し、リトライで時間を取られたことが無念でした。しかし、障害物を乗り越えるための三角形のキャタピラーや車軸部分が柔軟にしなる車体構造と蒸籠を自動的に水平に保つ制御機構などが評価され、HONDAの特別賞を受賞することができました。因みに高知Aチームも準優勝し全国出場に選ばれました。詫間Bチームと共に健闘を期待します。
 

会場の様子 開会式
Aチームの登場 Bチームの登場
Aチーム 試合の様子 Bチーム 試合の様子
Aチーム 表彰 Bチーム 表彰
集合写真

なお、今回の大会の様子は11月16日(日)11:00〜11:54、NHK総合(四国四県向け)にて放送予定です。
是非ご覧ください。(再放送 12月3日(水)<12月4日(火)深夜>午前2:15〜)


アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)とは?

 高専ロボコンは、全国から57校62キャンパスの高等専門学校が参加する全国規模の教育イベントで、57校62キャンパスの高等専門学校が参加する全国規模の教育イベントで、1988年から毎年開催されています。各キャンパスから2チームがエントリーし、全国8地区(北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国・四国・九州沖縄)で開催される地区大会に出場します。そこで選抜された25チームにより全国大会が開催されます。
詳細は、高専ロボコンホームページをご覧ください。
  http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2014/index.html

  来年度の四国地区大会は、香川高専(詫間)にて開催されます!

 
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管理:学生課学生係