全国高等専門学校第15回プログラミングコンテストは、全国生涯学習フェスティバル”まなびピア愛媛2004”の参加事業として新居浜高専を開催校として、 10月9日(土)・10日(日)の両日、新居浜市市民文化センターで行われました。このコンテストは、高専の情報技術教育を基礎に若い感性と柔軟な発想により ソフトウェアを生み出すことを目的として毎年開かれているものです。

第15回目を向える今回は、全国の国公私立高専58校、144チームが参加し、厳しい予選を突破した課題部門に20チーム、自由部門に20チーム、競技 部門に58チームが本選に参加しました。このほか、ハノイ工科大学チームが課題部門、競技部門にオープン参加し、国際化の第一歩として期待されています。

なお、本校は3部門に参加し、課題部門、自由部門で敢闘賞を受賞しました。


会場入口のモニュメント(新居浜市市民文化センター)




開会式



水野プロコン委員長の挨拶満員の会場

プレゼンテーション


ハノイ工科大学と最優秀賞の松江高専のプレゼンシーン



課題部門 「街に活きているコンピュータ」


 携帯電話の普及や、インターネット家電、ICタグによる商品管理など、街角や家の中
にコンピュータシステムは深く浸透してきています。場所や道具を意識せずにコンピュー
タが活用される時代が訪れようとしています。本テーマでは、私たちの暮らす地域や生活
に密着し支援してくれるような作品であり、プログラミング技術を含めて制作したソフト
ウェアの独創性が最重点として評価されます。


独創的なアイデアを実現する自由部門


プレゼン中 パート1プレゼン中 パート2



デモンストレーション


審査委員によるデモ審査が行われています。



競技部門「記憶のかけら」



〔ルール〕


 予め、写真のような自然画を縦横等間隔に分割します。分割した升目の一つを断片画像と呼びま
す。競技は、断片画像をランダムな順番に並べたものを問題として公開し、元の画像を復元する早
さを競います。

  競技手順
 1.競技開始と同時に、主催者のWebサーバに断片画像ファイル一式が公開されます。
 2.各チームはWebサーバから、断片画像のデータを自分達のコンピュータにダウンロードし計算
   を開始します。
 3.計算が終了したら、断片画像の並び順をWebページから入力します。
 4.全ての断片が正しい位置に配置されたら、該当チームは競技を終了します。
 5.正しくない配置が含まれる場合は、Web画面に正しく配置された断片画像のみが表示されます。
   計算と解答の入力をやり直します。
 6.制限時間が経過したら、全チームがゲームを終了します。


 勝敗判定
 1.制限時間内に、正しい位置に配置された断片画像が多いチームが上位となります。
 2.正しく配置できた断片画像の数が同じ場合は、最終状態を早く解答したチームが上位になり
   ます。
司会の高田氏と東京都立高専伊原先生(左下)の軽妙なコンビで進行する競技部門



閉会式



別子銅山記念館館長佐藤 豊氏のミニ講演
神沼審査委員長の講評文部科学省杉野専門教育課長の挨拶
おめでとう文部科学大臣賞だぁ〜
次期開催校米子高専杉浦校長よりご挨拶

大会風景



災害復旧募金のお願い副賞
学生交流パーティの会場ハノイ工科大学の学生さんの挨拶
どこかの映画で見たロボット?弓削商船高専さんのブース

本校参加メンバー


課題部門
電柱.com
指 導 教 員占 部 弘 治
1年専攻科(電子工学専攻)薦 田 昌 男
1年専攻科(電子工学専攻)前 田 隆 志
1年専攻科(電子工学専攻)小 田 大 和
1年専攻科(電子工学専攻)安 藤   毅

自由部門

THE☆紙相撲
指 導 教 員占 部 弘 治
5年電子制御工学科高 橋 研 二
5年電子制御工学科青 木   望
5年電子制御工学科大 西 貴 士
5年電子制御工学科合 田 英 明
5年電子制御工学科森 本 康 雅

競技部門

ぴくぱす−あの日の情景−
指 導 教 員田 中 大二郎
5年電子制御工学科塩 出 浩 司
4年電子制御工学科石 野 智 敬
4年電子制御工学科バダルチツェレンチメデ

      
主   催高等専門学校連合会
共   催第16回全国生涯学習フェスティバル実行委員会
後   援文部科学省,愛媛県, 愛媛県教育委員会,新居浜市,新居浜市教育委員会,(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会, (社)パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会,(財)実務技能検定協会,朝日新聞社,愛媛新聞社,NHK,南海放送, テレビ愛媛,あいテレビ,愛媛朝日テレビ,(株)ハートネットワーク,プロコンの国際化を支援する会,新居浜工業高等専門学校同窓会
特別協賛翼システム梶C富士通
一般協賛潟Cンテリジェントウェイブ,伊藤忠テクノサイエンス梶@シーティーシー・テクノロジー梶C 潟買@ル研究所,ウッドランド梶C エー・アイ・ソフト梶C潟Rーエー,潟Vステムゼウス,セイコーエプソン梶@エプソン販売梶C綜合警備保障梶C潟\リトンシステムズ, 潟fザイン・クリエィション,ネクストウェア梶Cメガソフト梶C潟泣lサンステクノロジ,潟純Rム
応募内容パーソナルコンピュータやワークステーション(搬送可能なシステム)などで実行可能なソフトウェア。
次の3部門で審査・競技を行います。
1.課題部門「街に活きているコンピュータ」
2.自由部門
3.競技部門「記憶のかけら」
応募資格全国高等専門学校に応募の時点で在籍する学生
応募期間平成16年5月24日(月)から5月31日(月)必着
審   査 
 1.予選(書類による審査)
期   日  平成16年6月26日(土)〜27日(日)
会   場 東京都立工業高等専門学校
2.本選(プレゼンテーション・デモンストレーションによる審査及び競技)
期   日平成16年10月9日(土)・10日(日)
会   場 愛媛県新居浜市市民文化センター(愛媛県新居浜市繁本町)
表   彰次の賞を授与します。
課題・自由部門
最優秀賞*・・・・・・・・・・・・・・各1点(賞状及び副賞)
優秀賞・・・・・・・・・・・・・・・・各1点(賞状及び副賞)
審査委員特別賞・・・・・・・・・・・・各数点(賞状及び副賞)
*最優秀賞には文部科学大臣賞が授与されます。
競技部門
優勝* ・・・・・・・・・・・・・・・・ 1点(賞状及び副賞)
準優勝・・・・・・・・・・・・・・・・・1点(賞状及び副賞)
第3位・・・・・・・・・・・・・・・・・1点(賞状及び副賞)
特別賞・・・・・・・・・・・・・・・・・3点(賞状)
*優勝には文部科学大臣賞が授与されます。

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