全国高等専門学校デザインコンペティション
デザコン 2016
  メインテーマ:”はちきん”と”いごっそう”
(開催主管校:高知工業高等専門学校)
     
   平成28年度のデザコンは、12月17日(土)・18日(日)の2日間、高知高専を開催主管校として、高知ぢばさんセンターにおいて開催されました。
   本校からは、[構造デザイン部門] に2作品が出展・参加しました。 




構造デザイン部門 テーマ「丈夫で美しいブリッジ」
   橋梁には、自然災害が発生した場合にも機能を失わない粘り強い構造をもち、また橋梁の自重をできるだけ減らすことを目的として金属材料が多く使用されます。加えて、周囲環境との調和を持ち、市民を守るべき橋梁としての安心感を与えるデザインが必要となります。今回の構造デザイン部門では、前回の和歌山大会と同様に銅を用いた橋梁の製作が課題となりました。耐荷性能、軽量かつ安心感を持てるデザイン性が求められました。
 全部で60作品の参加があり、本校から参加した「煌策」は10位、「DBB」は13位の結果を収めました。
         
  ・煌策(こうさく)   (機械工学科5年生3名)

 コンセプトは「シンプルかつ軽量」です。橋梁の外側の枠を細い(1.6mm)銅線3本にすることで軽量化と横方向の座屈を強くしました。また横側の構造を引っ張る点の延長に銅線をつけることで座屈しにくくしました。載荷棒取り付け位置には銅線を巻き、はんだ付けをすることで、均等に力がかかるようになりました。
 製作時には、レーザー加工機で木枠を作り、精度の高い橋梁を作る工夫をしました。
     
  作品   ポスター  
     
  競技中   記念撮影  
         
・DBB   (機械工学科5年生3名)

 コンセプトは「美しく丈夫な橋」です。機能美・構造美・造形美の三つの美しさを求め、シンプルでバランスの取れた形としました。これにより、力が均等にかかるというメリットもあります。
 橋の構造を解析し、圧縮部分は太い銅にし、引っ張り部分は細い銅線にすることで、丈夫さを保ちつつ軽量化に成功しました。また、銅をねじることで強度も上げました。
     
  作品   ポスター  
     
  競技中   記念撮影  






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