全国高等専門学校デザインコンペティション
デザコン 2015
  メインテーマ:ささえる
(開催主管校:和歌山工業高等専門学校)
     
   平成27年度のデザコンは、11月14日(土)・15日(日)の2日間、和歌山高専を開催主管校として、和歌山県民文化会館において開催されました。
   本校からは、[構造デザイン部門] に2作品、[AMデザイン部門]に1作品が出展・参加しました。 




構造デザイン部門 テーマ「メタルブリッジコンテスト」
   テーマが「メタルブリッジコンテスト」となった今回は、延性があり、許容応力がコンクリートや木材と比較して大きい銅をあえて使い、創意工夫により目標(60kg)の耐荷性能を満たし、かつ、軽量で銅の色合いを生かした美しい橋梁をデザインすることが求められました。
 全部で55作品の参加があり、本校から参加した「銅夢橋」は4位(日刊建設工業新聞社賞)、「銅(あかがね)橋」は5位の結果を収めました。
         
  ・銅夢橋   (機械工学科5年生2名)

 コンセプトは「シンプルで軽量な橋」です。荷重の大きな箇所に補強をしたほか、アーチ部の圧縮力を考慮してつりワイヤーの間隔を変化させました。また、アーチ型木枠を作り、製作の精度を向上させました。
     
  作品   作品を前に記念撮影  
     
  ポスター   日刊建設工業新聞社賞受賞  
         
・銅(あかがね)橋   (機械工学科5年生2名)

 コンセプトは「軽い・強い・美しい」です。内側アーチによるデザイン性の向上やはんだ使用の節約、やすりがけによる軽量化が工夫した点です。
     
  作品   作品を前に記念撮影  
     
  ポスター   競技の様子  


AMデザイン部門 テーマ「フライングプレーンU」
 昨年に続いて2年目の競技テーマであり、より高性能なプレーンと台車の設計が求められました。競技は「審査員評価点」、「ポスター評価点」、「飛行競技得点」で総合審査されます。
 開催校1チームと事前の書類審査を通過した24チームの計25チームで争われ、本校チーム「ロッキー」は「飛行競技得点」で10位を獲得し、大変健闘しましたが、総合審査の結果は15位でした。
 
  ・ロッキー   (機械工学科5年生4名)

   プレーン開発の背景及び目的:水質汚染された水源での環境改善
 「水質改善用薬剤を溶かし込んだ生分解性のモデル材」(将来開発)で現地の子供達が作製したプレーンを岸から水質改善が必要な水源に向けて飛ばすことを想定しています。
 「ムササビ型」、「コウモリ型」、「カラス型」、「トビウオ型」の4種のプレーンを試作しました。 
     
  作品と記念撮影   競技の様子  





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