「全国高等専門学校デザインコンペティション2013」

開催主管校:米子工業高等専門学校

 平成25年度のデザコンは、11月9日(土)〜10日(日)の2日間、米子高専を開催主管校
として、米子コンベンションセンター BiG SHiP において開催されました。
 本校からは、[構造デザイン部門] に2作品、[3次元デジタル設計造形コンテスト(略称
CADコン)]に1作品が参加しました。               


≪本校からの参加作品は以下のとおりです≫
*構造デザイン部門*
34校61作品の参加があり、「KK」は8位、「χ」が11位の結果となりました。
・【KK】(機械工学科学生2名)
       部品数を減らし、「単純な構造」をコンセプトに設計・作成しました。
       二人でデザインの案を出し合って、いくつかの小さな模型を作り構造を検証し
       た結果、部品数の少ない構造に決定しました。
       この構造は、東京タワーの塔脚部分を参考にしています。
・【χ】(機械工学科学生2名)
       新居浜高専伝統の「アーチ形状」を受け継ぎました。
       作品名となっている「χ」は、アーチがクロスしている様子から名付けました。
       この作品は部品数が多く構造が比較的複雑なので、接着不良等を起こさないよ
       う丁寧に作製しました。
*CADコン*
19チームの参加があり、12位の結果となりました。

・【Bullet Car】(機械工学科学生4名)
       位置エネルギーから運動エネルギーへ、衝撃力で瞬時に最大のエネルギー変換
       効率を目指すビークルです。


作品(KK)

作品(χ


CADコン 仕様確認風景

競技風景


記念撮影




  ◎構造部門のテーマは
         「4点支持構造物の耐荷力コンテスト」◎
 今回は、競技が開催された当初に「かえる」という意味で、これまでの課題の対象物として
暗に想定されてきた「橋」の概念にこだわらない新しい構造システムの創造を競う課題として、
非対称荷重が作用する4点支持構造物の
「耐荷力」「比強度」「予測耐荷力精度」ならびに「
独創性や美しさ」に関するデザイン力を競うものとされました。

 ◎CADコンのテーマは
         「ポテンシャル・エネルギー・ビークル」◎
 おもりの位置エネルギーを動力に変換することによって走行する模型自動車を作製し、設定
されたコースを完走する速さまたは走行距離によってその性能を競うと共に、設計のコンセプ
トやCAE解析に関するプレゼンテーションによって設計技術力を競いました。


デザコン公式ホームページ(外部リンク)

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デザコン2013